小室圭さん、眞子さま、雅子さまの次は“紀子さまバッシング”へ──週刊誌の異様な執着
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、こちらは、父と娘の話である。キムタクの次女にモデルで作曲もすると評判のKoki,(15)という子がいる。
何しろ、デビューがファッション誌「エル・ジャポン」だったことで、一躍、名が知られ、ブルガリやシャネルとタイアップする派手なデビューだった。
これをお膳立てしたのは、母親の工藤静香で、事務所も工藤の個人事務所に所属しているそうだ。
だが、こうして母親が、亭主の名前をバックに、派手なステージママぶりを発揮することに、ネットなどでは批判が多いようだが、家庭内でも、貴乃花の家と同様、否、それ以上、夫婦の間で葛藤があるようだ。
それに、「静香の母親は近所に住んでいますが、木村の両親とはあまり連絡を取っておらず、疎遠になっています」と、木村家をよく知る人物が語っている。
長女と次女と工藤との会話は、家では日本語を使わずフランス語か英語だそうだ。だが、キムタクがご帰還になると、水を打ったように静かになるという。どこの家でもある光景だが、キムタクという天下の二枚目がと思うと笑える。
キムタクは、渡辺謙や真田広之のように、ハリウッド進出を考えているというが、長女には国内の学校で音楽を学ばせ、デビューさせたいという静香の方針のため、アメリカ移住を断念したそうである。
キムタクも46歳。冒頭、家の近くだろう、2匹の犬を散歩させているキムタクの姿を描写している。家庭で孤立し、昔のように視聴率も稼げなくなったキムタクの“悲哀”がわかるような気がする。
今週のハレンチ人間は、女癖の悪さで名高いといわれる、福井照自民党衆議院議員(65)で、この間まで内閣特命担当大臣をやっていた御仁だ。
不倫の相手は、外務省国際協力局地球規模課題総括課の岡垣さとみだという。
ともに既婚者だから、いわゆるW不倫である。文春に目撃されたのは、12月22日。
広島県福山駅でハイヤーに乗り、瀬戸内海に停泊しているラグジュアリー客船に乗り込み、宮島沖・大三島沖錨泊3日間、1人50万から100万円の極上の旅を満喫したという。
男も男だが、こういう“先生”と不倫しようという女の気持ちがわからない。
福井氏の奥さんは、こうしたことに諦めきっているのか、文春から伝えられても、「そうですか」と呟いただけだったそうだ。
女の亭主は、この記事を読んで、何と思うのだろう。
新潮では、貴ノ岩(28)のインタビューをしている。モンゴル出身の彼は、昨年11月に日馬富士の暴行を受け、「頭蓋骨骨折」というケガを負った。その結果、日馬富士は引退するが、その被害者だった貴ノ岩が、冬巡業中の12月5日、付け人の顔面を素手で殴打したことが判明し、自身が引退に追い込まれてしまったのだ。
貴ノ岩は、引退は協会からの圧力ではなく、自分で決めたという。「責任を取らなきゃあかんな」という気持ちになったそうだが、「正直メディアの報道もキツかった。テレビとネット、両方です。報道のされ方があまりに強くて、それで気持ちが切れてしまったという面はあります」と話している。
それに、日馬富士騒動で、相撲を取れない時期が長く、そうした相撲の取れない生活に戻るのが嫌だという気持ちも強かったそうだ。
モンゴルで家族が非難されるのがつらい、モンゴルで誤解されたくないという思いも強く、家族と相談して決めたそうである。
だが、元師匠の貴乃花がテレビで、「貴ノ岩とは10年どんな状況でも会わない」と発言したことが、ショックだったようだ。
「高校生で日本に出てきて、貴乃花部屋に入って一生懸命頑張ってきました。だからこそ、貴乃花親方には“最後まで見届けてほしかった”というのが正直な想いだし、親方が協会から去ったときは心細く感じました。テレビでのコメントを見て、複雑な気持ちにもなりました。断髪式には貴乃花親方にも来てほしい」
貴乃花もここまでいわれれば、行かないわけにはいかないだろうと思うが、さてどうする。
巷間いわれているプロレスへの転身は、「やるつもりはない」、「まずはモンゴルに一度帰って、支えになってくれた家族とゆっくりしたい」と語っている。
モンゴル嫌いの貴乃花が唯一迎えたモンゴル出身の弟子だったが、自業自得とはいえ、故郷に錦を飾れず、無念の帰還となってしまった。
このところ秋篠宮へのバッシングというべきものが目立つ。今週の新潮も、大嘗祭をできるだけの身の丈に合った儀式にすればという発言などを、天皇陛下も心配していらっしゃるのではないかと“忖度”している。
大嘗祭を身の丈にというわりには、住まいを赤坂東邸と併せて一体的に活用するための増改築には、3年間で実に33億円、それを公費で賄われるというのは釈然としないと、宮内庁関係者にいわせている。
また紀子さんが、職員に厳しく当たることを取り上げている。そこから、悠仁さんが、何かに負けると機嫌を損ねるのは、将来天皇になるための教育がされているのかと、話は広がっていく。
雅子妃バッシングが一段落したと思ったら、今度は秋篠宮家バッシングか。余計なお世話だと思うがね。
貴乃花が文春に10時間も語ったという。どうという内容ではないが、ドラ息子の優一への厳しいいい方は、傾聴に値する。
貴乃花は、息子の芸能活動には一貫して反対だったという。だが、妻だった景子は、甘やかし、無条件にサポートしてきたそうだ。
「職人を語る以上、チャラチャラと表に出ている暇があったら、靴を作って土台をしっかり築くべき。まずは一流の職人になるのが先ですよ。タレントになりたいのなら、中途半端に靴職人の肩書を使っちゃいけない。本当の職人さんに対して失礼です。
自分に力がないのに、親の名前でメシを喰おうとしているのが現状です。今はチヤホヤされるかもしれないけど、世の中はそんなに甘くない。我が子ながら、恥ずかしくないのかと思います。
私の靴ですか? もちろん作らせていません。百年早いですよ」
政界出馬ははっきり否定した。元力士たちのセカンドキャリアを支援する人材派遣のプロダクションを立ち上げたそうだ。
相撲関連の商材を扱う会社もつくり、後世に残るような相撲の絵本をつくりたいそうだ。
それに花が好きだから花屋もやってみたいという。
ホロッとさせるのは、母親にも兄貴にも会いたくないが、「叶うのなら、親父にもう一度だけ、会ってみたいですね」という一言。
「私はずっと、親父の分け身だと思って生きてきました。親父の存在だけが支えでした」
初代貴ノ花は、小兵ながら大関を張り、相撲にも自分にも厳しかったようだ。その血が次男にも受け継がれているのだろう。
意外にも、貴乃花は、土俵を下り、相撲界を離れてからが面白いのかもしれない。
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