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朝ドラヒロインが「ブレーク女優ランキング」で明暗! 早くも忘れられそうな葵わかな

葵わかな公式インスタグラム(@aoiwakana0630)より

 オリコンニュースが19日、毎年恒例の「2018年ブレーク女優ランキング」を発表。NHK連続ドラマ小説でヒロインを務めた永野芽郁と葵わかなが、くっきり明暗を分ける格好となった。

「2018年上半期ブレーク女優ランキング」で首位だった永野が、年間を通しても堂々の1位になった。永野は4月から9月に放送された『半分、青い。』でヒロインを務め、まだ18歳(撮影当時)とは思えぬ抜群の演技力とフレッシュさで朝ドラファンを魅了。同作の全話平均視聴率は21.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークするヒットとなっただけに、1位も当然の結果といえそう。

 朝ドラ後、初の連ドラ出演は来年1月期の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(菅田将暉主演/日本テレビ系/日曜午後10時30分~)でのヒロイン役。同局の日曜ドラマは“死に枠”と称されるほど難しい枠だけに、ここで高視聴率に導くことができれば、永野の評価がさらに高まることは間違いない。

 2位は、昨年10月から今年3月までオンエアされた朝ドラ『わろてんか』に脇役で出演した広瀬アリス。同作では、ヒロインの葵を凌駕する存在感を示して大ブレーク。朝ドラ後は、『正義のセ』(日本テレビ系)、『探偵が早すぎる』(同/滝藤賢一とのダブル主演)、『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)と3クール連続で連ドラに主要キャストで出演。CM起用社数も激増し、はるか先を走っていた妹・広瀬すずの背中を捕らえた。

 3位以下は、3位=浜辺美波、4位=安藤サクラ、5位=今田美桜、6位=杉咲花、7位=中条あやみ、8位=新木優子、9位=趣里、10位=葵の順。

 この中で、特筆すべきは趣里だろう。今年出演した連ドラは『ブラックペアン』(TBS系)、『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)の2作。いずれも主演でもヒロインでもなく脇役だったが、際立つ存在感で強烈なインパクトを残したことが視聴者に評価されたのだろう。来年1月期には、坂口健太郎主演『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)に3番手で出演する。そこでも存在感を示せば、おのずと主演、ヒロインに抜擢される日も近づいてくるだろう。

 トップ10ギリギリの10位に入ったのは、葵。ヒロインを務めた『わろてんか』終了から、まだ9カ月しかたっていないが、早くも忘れ去られそうな立場になってしまった。

 朝ドラ直後には、『ブラックペアン』でヒロインに起用されたが、存在感で同じ看護師役の趣里に完敗。8月に公開された主演映画『青夏 きみに恋した30日』は壮絶爆死を遂げ、女優としての評価は下がるばかり。CM出演本数が多いため、一見露出しているように見えるが、ドラマ出演は『ブラックペアン』以降なく、同じ朝ドラヒロインで同じ事務所の永野とは明暗を分けた。葵は来年、奮起しないと、『純と愛』の夏菜のようになってしまいかねないだろう。
(文=田中七男)

最終更新:2018/12/24 14:00
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