『中学聖日記』有村架純&岡田健史の純愛が実るも、不満が殺到!「毒親肯定ドラマ」と激怒の声も
#有村架純 #どらまっ子 #どらまっ子KOROちゃん #中学聖日記 #岡田健史
■2人の恋は叶うも「なんで?」「スッキリしない」と不満殺到!
高校時代でも別れた2人ですが、さらに5年経ち結局2人の恋は実るというハッピーエンドだったんです、が! これにネットでは不満の声が殺到し、「なんで」「スッキリしない」との感想が飛び交う事態に。
とくに多かったのが、遊園地で再会し「もう会わない」と晶は宣言。聖も「さよなら」と言って別れるんですが、その5年後、晶はタイにいる聖に会いに行くんです……。「もう会わない」といったはずなのに!? えっ!? 意味がわかりません。さすがにここには視聴者からものすごいツッコミが(笑)。「もう会わない」と言ってすぐ5年経ち、すぐにタイで再会ですからね。「矛盾している!」と驚いたようです。
で、タイで再会した晶は誓約書を渡すんです。が、これにもツッコミが。なんと「平成2018年」と聖の直筆で書かれているんです。この文字を2度クローズアップして放送しているため、多分スタッフ側としては「記入ミス=不成立=会いに行ってよし!」という意図があるのかもしれません。ですが、そんな細かいところ、何の説明もなく視聴者にわかると思いますか?(大体、先週は原口の書いた履歴書類の「卸売業」が思いっきり間違っていたので、この「平成2018年」もスタッフ側の凡ミスなのかと思っちゃいましたよ!)「読み取れ!」と言われても高度すぎてあ然です。案の定、放送直後に「平成2018年のくだりは何?」といった声が殺到し、結末よりもそっちに注目がいってましたよ。
尺が足りなかったのか、大事な部分が雑すぎ。正直に言うと、まるで打ち切りのような終わり方でした(別れ方・再会の仕方などが唐突すぎてびっくりです)。「スッキリしない」といわれる理由はそこにあるかと思います。
■純愛ドラマのはずが……「毒親肯定ドラマ」とブーイングの嵐
聖の件で仲が悪くなった黒岩家ですが、最後の最後で仲直り。この簡単な説明だと、「めでたし」といった感じがしますが、実際、これにもブーイングの嵐。
母親の愛子はひとり息子の晶に対し、過保護すぎる印象があり、度々毒母みたいな行動(晶が家出し、聖の周囲を探るなど)を起こしていました。そのために晶は母親を毛嫌いしていた。しかし、最終話では、そんなことはなかったかのように仲直り。
ちなみに、最終話では
・母親が反対したから母親の希望通りいい大学いっていい企業入る
・母親が許してくれたから先生に会う
・ぜんぶ母親の言う通りの人生
といった内容に。
ネットでは、「あれだけ、ケンカしていた親子が、結局母親の言うことを聞いて“いい話”でまとめるって」「なんだか都合が良すぎる」「これじゃ、晶はマザコンに見えるよ!」とすこし怒った感があるコメントが多く寄せられていました。
ん~。こういう、親子のハッピーエンドは納得できないというのもわかります。もうすこし、親子関係部分も深く描いて欲しかったです。
■登場人物は聖・晶・愛子・勝太郎で十分だったのでは?
たくさん登場人物が出てきましたが、結局必要だったのは聖・晶・愛子・勝太郎の4人だったなといった印象。
最終話では突然、夏木マリ演じる晶の中学時代の校長先生が晶と聖のことを知って愛子に会いにくるんです、「許せない」という愛子に優しく諭すんですが、これがよくわからない……(笑)。突然出てきた意味って一体!?
で、あれだけ、聖と晶の仲を壊そうとしていたるな(小野莉奈)、聖の彼氏だった野上(渡辺大)やネグレクト母親の橘美和(村川絵梨)も出てこず。さらに、晶の父親の島崎康介(岸谷五朗)にいたっては、あれだけ晶に「男だったらちゃんと筋を通せ」みたいなことをいったのに、最終話の晶の行動によって、まったく意味なし。登場が無意味に(笑)。
結局、本当に4人でよかったと思わせてくれる最後でした(笑)。
以上、最終話のレビューでした。
最終回に感動した人からは、続編を望む声が上がっていましたが……、まあ、正直この終わり方だと、それはないかと。それより、次回作の深田恭子主演ドラマに期待して欲しいところ。来年の放送を楽しみ待ちましょう!
(どらまっ子KOROちゃん)
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