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テレ朝・富川悠太、小川彩佳への“いびり疑惑”で人気急降下! 「好きな男性アナランキング」は将来に希望なし!?

テレビ朝日公式サイト「アナウンサーズ」より

 年末恒例の「第14回好きな男性アナウンサーランキング」(オリコンスタイル調べ)が14日に発表され、羽鳥慎一(フリー)が圧倒的な強さで、2年連続4度目の首位の座を獲得した。

 2位以下のランキングは、2位=青木源太(日本テレビ=昨年3位)、3位=武田真一(NHK=同2位)、4位=高瀬耕造(同=同圏外)、5位=伊藤利尋(フジテレビ=同6位)、6位=辻岡義堂(日本テレビ=同7位)、7位=古舘伊知郎(フリー=同8位)、8位=軽部真一(フジテレビ=同圏外)、9位=三宅正治(同=同圏外)、10位=清水俊輔(テレビ朝日=同4位)といった顔ぶれとなった。

 超人気アナの安住紳一郎(TBS)や桝太一(日本テレビ)が殿堂入りで、ランキング“対象外”となっているため、もはやこのランキングの意義自体が問われるところだが、昨年と比較すると、目立つのが“オッサンアナ”たちの躍進、巻き返しだ。

 今年は昨年5位の富川悠太(テレビ朝日)、同9位の登坂淳一(NHK→フリー)、同10位の生田竜聖(フジテレビ)が圏外に消え、高瀬、軽部、三宅のオッサンたちがトップ10入りした。

 高瀬はかつて定時のニュースを担当していたため、日本一出演番組本数が多いアナウンサーだった。ただ、担当番組の性質上、“お堅い”イメージが強かった。しかし、昨年4月より、『NHKニュースおはよう日本』のキャスターになってから、その評価が一変。マジメさとユーモアのバランスの良さ、朝ドラ送りが好評で人気が急上昇した。

 軽部と三宅は、フジの視聴率がまだよかった頃は、同ランキングの常連だった。ここ数年はランクから消えていたが、フジが回復傾向にあり、新たに浮上した若手、中堅がいなかったことが功を奏したか?

 ランキングを見渡して、目に付くのが富川の人気急降下だ。富川は16年4月に『報道ステーション』のメインキャスターに就任。好感度の高さで、同年は8位で初ランクイン。昨年は5位まで上げて、上位を狙えるところまでいった。ところが、同番組のサブキャスターを9月まで務めた、小川彩佳を「いびっている」との報道が出たことで、その好感度が急降下したのだろうか、今年は一気に圏外へと消えてしまった。

 小川の後任には、夫がいながら、ウッチャンナンチャン・内村光良との不倫(後に結婚)の前科がある徳永有美(テレ朝→フリー)が就任したが、今でも「不倫をするようなアナウンサーは報道キャスターにはふさわしくない」との声も多い。現状、同番組は2ケタ視聴率をキープしているが、人気急落の富川と徳永のコンビを継続するなら、その視聴率は下降線をたどっていく可能性もありそうだ。

『報ステ』つながりでいえば、富川の前任者である古舘が、今年、『トーキングフルーツ』『モリノシーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』(共にフジテレビ系)、『おしゃべりオジサンとヤバい女』(テレビ東京系)と3つのレギュラー番組が打ち切りになる憂き目に遭いながら、昨年より順位を上げて、7位に食い込んで根強い人気を示したのとは、明暗を分けた。

 総じて、フレッシュな男子アナの台頭はまるでなく、トップ10のほとんどがオッサンと非イケメンばかりでは、将来に何の希望もない。

 2位までランクを上げた青木は、“ジャニーズファン”であることで、若年層の女性から多大な支持を得ている。だが、10月からメインキャスターを務める、朝の情報番組『バゲット』が超低視聴率に沈んでおり、アナウンサーとしての“実績”はまだまだ。ほかにこれといった人材もいないだけに、来年も羽鳥が首位に立つ可能性が高いだろう。
(文=田中七男)

最終更新:2019/03/01 18:46
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