眞子さま・小室圭さん“破談”のXデーは来年2月24日か? 美智子皇后の「根深い不快感」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
また眞子さんの話だが、すぐ終わるから我慢して。新潮はトップの特集で、美智子皇后が、秋篠宮眞子さんと小室圭さんの「破談」の決断を、来年2月24日に国立劇場で予定されている政府主催のご在位三十周年記念式典を一つの節目として、答えを出すと見ている。
なぜ、これが節目なのか、読んでもよくわからないが、要は、美智子皇后は、小室圭という男が、5年もの長きにわたって眞子さんと交際していたのに、この間、いわれているような事実を隠したまま、不実な対応をしてきたことに強い不快感を抱いているということのようである。
前にも書いたが、圭さんが今度一時帰国した時、どういう行動を取るかで、すべては決まるということは間違いないであろう。
長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」は、一時経営破たんしたが、旅行代理店HISの澤田秀雄社長の力でV字回復した。
だが、そこで、沢田社長の威を借りて「顧問」という肩書なのに、社員たちをパワハラ地獄にしているSという女性がいると、文春が報じている。
内部書類によると、この8年で退職した従業員はゆうに1,000人を超えるという。社長代理のA氏は、度重なるパワハラによって精神を患い、現在は出社不能の状態で自宅にいるそうだ。
そのために、マンパワーが不足し、重大事故につながりかねないバンジージャンプのワイヤーが切れたりということが、毎日のように起きているというのである。
これが事実なら由々しきことである。
ところでカラオケで一番好きな歌を挙げろといわれたら、私は「大阪ラプソディー」をあげる。1976年に海原千里万里という美人漫才コンビが歌って大ヒットした。
昔は酒に酔うと、ノンフィクション・ライターのIさんと肩を組んで、よく歌ったものだった。懐かしい。
そのコンビの片割れが上沼恵美子(63)というタレントになって、関西で「毒舌の女王」といわれていることは知っていた。往年の可愛らしさは面影すらもなくなり、きつい関西弁を話すオバちゃんである。
そのオバちゃんを巡って騒動が起きているという。ネットではよく知られている話だから、概略だけを紹介する。漫才界のレコ大といわれる『M-1グランプリ』が12月2日に放送された。上沼は審査員の一人だった。
番組終了後、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が、酔った勢いもあって、上沼を「クソみたいなやつ」「更年期障害」と発言し、それをインスタで配信して大騒ぎになった。
悪口はこっそりいうのが楽しいのに、バカなことをしたものだ。新潮によれば、上沼の亭主は関西テレビの元常務で、上沼は和田アキ子など及びもつかない大物だそうだ。
ネットは炎上し、ワイドショーは連日、この「事件」を取り上げて久保田と武智の非をあげつらっている。
これも新潮によるとだが、上沼がひと言いえば、タレントやお笑い芸人、番組のADまで、その人間の人生が終わるほどの絶大な力を持っているというのである。
アサヒ芸能によれば、上沼がテレビ局入りする時は、番組関係者がお迎えし、エレベーターは待機状態にして、廊下ですれ違う局員は頭を下げ、まさに大名行列のようだと、プロダクション関係者が話す。また、暴言を吐いた2人は、3年は干されるか、最悪、お笑い界追放もあると在阪テレビ局関係者が明かしている。
そんなバカなと私は思う。みのもんたの騒動の時もいわれたが、そのようにつけ上がらせてしまうのは、テレビ局側の責任大である。
上沼も、いい年なんだから、笑って済ませる度量があってほしいものである。
付き人を殴ったことで引退をした貴ノ岩だが、来年2月に引退式をやるそうだ。
フライデーは、貴ノ岩がほかにも暴力をふるっていたと、相撲協会関係者が話している。
17年5月、同じモンゴル出身で他の部屋の力士を自宅に呼びつけ、態度が気に食わないと殴り倒したというのである。
相撲とは、土俵に上がってやる喧嘩のようなものだから、気が弱くてはつとまらない。自然と気が荒くなるのだろうが、元貴乃花部屋は特に弟子に厳しかったという。
シゴキが日常茶飯になっていたという証言もある。そんな体質に嫌気がさして、妻の景子さんは離婚したのではないかという見方がある。
それに、貴ノ岩とは今後10年は会わないといっているが、「元師匠としての責任を放棄しているとしか見えません」(やくみつる氏)という声もある。
相撲取に、暴力はいけないといっても、聞く耳は持たないだろうな。
さて、新潮によれば、豊洲で小型運搬車「ターレ」事故で、死者が出ていたそうだ。11月15日、あちこちで「買い回り」していた70代の女性が、カーブで荷台から振り落とされ、頭などに重傷を負って、1か月後に死亡したという。
心配が現実になった。築地は狭いからスピードは出せなかったが、豊洲は制限速度8キロでも、15キロ以上でビュンビュン飛ばしているというのだ。
それに、ターレは一人乗りで、荷台に人を乗せて走るのは禁止されている。亡くなった女性は都内を中心に展開している中華料理店のオーナーの姉で、普段はアメリカにいることが多かったそうだ。こうした事故がこれからも起こりうる。いわんこっちゃない。
作家・百田尚樹の『日本国紀』(幻冬舎)が、間違いとコピペだらけだと大変な批判を受けている。私は未読だし、読もうとも思わないが、彼の作家としての資質は、やしきたかじんの最後の妻のことを書いた『殉愛』(幻冬舎)を読めばわかる。
妻の側の話を真に受けて一方的に書いたため、たかじんの長女や元マネジャーから訴えられ、次々に敗訴している。
対照的な本を紹介しよう。元朝日新聞記者の角幡唯介は、冒険とは「脱システム」だと喝破し、北極圏最北の村・シオラパルクから、4か月も太陽が顔を出さない極夜の地を旅することで、われわれに教えてくれた。
それは『極夜行』(文藝春秋)としてまとめられ、本屋大賞第1回ノンフィクション賞を受賞する。ここ10年で最高のノンフィクションだと思う。ぜひご一読を。
お次はNHKの話題。新潮では、NHKの中核会社が赤字を付け替えているのではないかという疑惑を報じている。
NHKの子会社であるグローバルメディアサービス(GMS)が、2020年の東京オリンピックに向けて何かいい企画はないかと某制作会社に依頼した。
そこでネット版のスポーツ百科事典というものを提案し、それでいこうとなったという。だが、GMS内でNHK本体と結びつきが強いスポーツ部門が反対したらしく、担当者から「今の名目では経費が払いにくい」といわれた。その後も、みずほ銀行へ事業をプレゼンする資料を作ってほしいなどといわれ、簡単な資料を作ったが、それに対してGMSから多額のカネが振り込まれたという。
結局、この事業は16年12月に、採算が取れないと頓挫してしまう。制作会社側に支払われた約1300万円は、「特別な事情で発生した『特別損金』として決算書に計上すべきもの」(丸森一寛日大大学院准教授)、または「制作会社への寄付金」(同)としなければならないはずだが、16年度、17年度の決算書を見ても計上されていないというのである。
MGS側は付け替えや見積書の改ざんを行ったことはないと回答しているし、指導監督責任を負うNHK本体は他人事だそうだ。
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