とろサーモン・久保田、スーマラ・武智『M-1』暴言騒動の上沼恵美子って、何がスゴイの?
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2日放送の『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で審査員の上沼恵美子を、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智がSNSのライブ配信で批判した騒動で、発言に注目が集まっていたダウンタウンの松本人志が9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でコメントを発表した。
松本は、2人を「上沼さんという人がどれだけの人であるか、本当にわかっていない。勉強不足だし、勉強が不足しているということすら勉強できていない」と切り捨てた。
だが、ネット上では「松本のいう上沼さんの偉大さがよくわからない」といった声が多く見られた。「『おしゃべりクッキング』で料理作ってる人だと思っていた」「関西の和田アキ子くらいのイメージしかないわ」といった言葉が並ぶ。上沼は関西での知名度は圧倒的だが、関東をはじめとする全国区での知名度は相対的に落ちる。そもそも彼女の芸人としてのキャリアはどのようなものなのか?
「中学卒業後に実の姉と漫才コンビを結成した上沼は、海原千里・万里の千里として活躍していました。その後、現役高校生コンビとして注目を集めるようになり、『漫才界の白雪姫』としてアイドル的な扱いも受けていましたね。1977年に22歳で結婚すると、一時期は主婦業に専念していましたが、やがてテレビに復帰し、関西を代表する人気タレントの一人となります。94年と95年には『NHK紅白歌合戦』の紅組司会も務めています」(芸能ライター)
芸人は、初舞台がプロデビューとしてキャリアをカウントされる。上沼は高校時代から活動しているため、同世代のベテラン芸人にも「後輩」が多いのが特徴だ。
「彼女は55年生まれの63歳。『M-1』を立ち上げた島田紳助のほか、明石家さんまとも同学年ですが、2人は高校卒業後に芸人デビューしていますので、上沼は先輩にあたります。さらに現在も『M-1』で審査員を務めるオール巨人は上沼より年上ですが、芸歴は紳助、さんまに並びますので、こちらも上沼が先輩となるわけです」(同)
『M-1』の審査員席で最も目立つ右側に彼女が座るのは、単に女性だからというわけではなく、芸歴でもトップに立っていることが理由だ。やはり今後の『M-1』にも彼女の存在は必要なのではないだろうか。
(文=平田宏利)
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