大炎上「アンドロメダ瞬女性化問題」に北朝鮮の聖闘士星矢ヲタが物申す!
#北朝鮮 #聖闘士星矢 #平壌でムーンウォーク
2019年にNetflixで配信される『聖闘士星矢』最新シリーズ『聖闘士星矢 Knights of the Zodiac』にて、主要キャラクターであるアンドロメダ瞬の性別が女性に変更され、古参のファンを中心に動揺が広がっています。
そこで、本連載でも数回にわたり登場していただいた北朝鮮人民の聖闘士星矢オタク・趙さん(職務で第三国在住)に急きょ連絡を取り、見解を伺いました。
***
――アンドロメダ座の瞬の性別が女性に変更されたことが日本で大きな話題となっていますが、趙さんはこの件についてどう思いますか?
趙さん 私も幼い頃にアニメブックを見て、瞬はひょっとして女なのではないかと思ったことがありました。性格も外見も、女っぽいですよね。なので、いっそ女性として描いたほうが的確なのでは、と思うところもありました。
――それが今回、ついに本物の女性キャラに作り変えられることになりました。
趙さん 確かに、女性を英雄的に描く今の世界の趨勢とは、ちょっと違う筋のものであると感じます。わざわざそうする必要はないのではないかと……。
――日本の多くのファンも、そのように感じています。
趙さん ただ、女性化することで、悪いことよりも良いことのほうが増える気もします。
――というと?
趙さん まずは、ジェンダーの多様性において女性たちの役割を肯定的に描けるとともに、(瞬の持つ)女性的な柔らかさをクローズアップすることができるでしょう。
――瞬が、男性としては不完全だという認識でしょうか?
趙さん 不完全というよりも、さらに何かを加えてイメージを膨らませる余地を持っているということです。そして、女体化してラブストーリーの要素を追加することは、作品を小説のように豊かにすることができます。
――ラブストーリーというのは?
趙さん 単純に男女のカップルといえば、主人公のペガサス星矢にはアテナがいるし、ドラゴン紫龍にも恋人がいるでしょう。瞬は、キグナス氷河とくっつくことができるのではないでしょうか。
――氷河×瞬ですか……。
趙さん 瞬が、全身凍傷になった氷河を命懸けで救う場面があるじゃないですか。ラブストーリーがあれば、作品がさらに現実味を帯びると思います。僕は以前から、作品そのものよりも登場人物の出生地や年齢などプロフィールに興味を持っています。彼らがどこかに実在しているかのように思っていますし、実際そうであればいい。だから、恋愛もしてほしいと思うんです。
――しかし、従来の作品の設定や世界観を壊す、と懸念されています。
趙さん 作品が、さらに豊かになるという見方もあるのではないでしょうか。僕も、わざわざ女体化させることには反対です。今のままの瞬でいいです。
――私も、ファンとしてはそう思います。
趙さん しかし、瞬本人が望んで性別を変えるのであれば賛成です。
――えっ!? それは一体どういうことですか?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事