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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 『聖闘士星矢』女性化問題に物申す
平壌でムーンウォーク

大炎上「アンドロメダ瞬女性化問題」に北朝鮮の聖闘士星矢ヲタが物申す!

趙さん まったく新しいストーリーの中で、瞬が自分の意思で女性であることを選択したという説明があればいいです。

――それは、余計に複雑な話になりますね……。

趙さん 原作とは関係ない、異世界であれば全然問題ありません。

――というか趙さん、今回は原作のリメイクで、女性化はもう決定してしまったんですよ……。

趙さん え?

――公式発表されてます。フェニックス一輝とは兄妹になるんです。

趙さん それはおかしいですね。同意できませんよ!

――それで日本のファンが怒っているんです。

趙さん それは(作品の)思い出を壊すことになります。作者はどう考えてらっしゃるのですか?

――作者の車田正美先生は、「原作者の手を離れてどんどん遠いところへ行ってしまっても、ファンがいろいろなテイストの作品を楽しんでくれればそれでよい」という趣旨の発言をされています。

趙さん そうであれば、僕も何も言えません(笑)。

――これが女性化した瞬の画像です(画像を見せる)。

趙さん (笑)。なんだか不思議ですね。ショックでないといえば、うそになりますけど。まあ、でも期待はしています。僕は星矢の関連作品であれば全部観たいので。出来が良くても悪くても構いません。ずっと応援していますよ。

***

 途中まで、ややかみ合っていませんでしたが、趙さんもつまりは女性化に反対とのこと。過去、独自の個性的な解釈を展開することもあった趙さんですが、これについては日本の大多数のファンと同意見のようです。

 まだ登場していない黄金聖闘士も含めて、一体どうなってしまうのでしょうか……。私もファンの一人として、推移を見守りたいと思います。

●やす・やどろく
ライター、編集者。都内大学院の心理学部在籍中。元朝鮮青年同盟中央委員。 政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

最終更新:2018/12/14 21:00
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