36歳未婚彼女ナシ男が、10年ぶりに『あいのり』を見た正直すぎる感想
#あいのり #Netflix
そして、シーズン2です。シーズン1で残っていたメンバーに新しいメンバーが加わります。29歳童貞も登場。どうやら、新しい『あいのり』には「童貞枠」があるようです。処女もいました。コンシーラーやビューラーを持ち歩く男子もいるし、シーズン1で猛威を振るったあの女子もいます。元気そうです。これは修羅場が期待できるな……と期待してたら、早速やらかしてました。あまりネタバレするといけませんので割愛しますが、期待できるメンツです。
最後に、曲がりなりにも恋愛ハウツーブログがきっかけでレビューを書く機会をいただいた身として、ひとつだけ僕なりの意見を述べます。
シーズン2、エピソード5のラストシーン。ある告白が残念な結果に終わります。それはしょうがない。でも、ここからが重要です。振った側が振られた側に、最後に手紙を渡すのです。「今までありがとう」という感謝の気持ちが綴られた手紙です。オンエアでは読み上げられることはないのですが、一瞬画面に映った手紙に僕は思わず「ちょっと待て」と巻き戻し、手紙が映るシーンで一時停止させました。やはり、見間違いではありませんでした。手紙には「また会おうね」のメッセージが書かれていたのです。
だからさ、そういうところなんだよ! 振る側のマナーとして、絶対にしてはいけないのは「優しさを見せること」なのです。いや、いいんです。『あいのり』で手紙を渡したのは若者なので。きっと純粋な優しさです。問題は僕たち大人です。例えば、付き合っている恋人に別れを告げるときに、最後の最後にいい人になろうとしてはダメなんです。「あなたのことを嫌いになったわけじゃないんだけど」や「友達に戻ろう」や「距離を置こう」という振り方は最悪です。自分を「いい人」にしたいのか、男性なら別れても身体の関係だけは続けたいがための卑劣な言葉です。相手は、そのわずかな希望にすがってしまいます。別れるってことは、振られる側はもちろん、振る側も無傷ではいられません。大人なら、ちゃんと傷ついて、傷つけて、別れましょう、相手がきれいに散れるように。
◆毎週木曜新エピソード配信中『あいのり Asian Journey SEASON2』<https://www.netflix.com/jp/title/80174280>
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