36歳未婚彼女ナシ男が、10年ぶりに『あいのり』を見た正直すぎる感想
#あいのり #Netflix
■修羅場シーンも普通に放送
恐らく、地上波の『あいのり』ではカットされていたであろう修羅場が、普通に放送されるのです。「え? これ大丈夫?」というシーンがナチュラルに流れます。これがエキサイティング。ネット配信のいいところは、地上波ではNGがOKなところ。時には思わず「まじかよ」って声が出ます。例えば、ある女子が男子に切れて「貴様! コラァ!!」って怒鳴り、グーで殴りかかります。「ガチンコファイトクラブ」なんか目じゃない。女子が「貴様」っていう二人称をナチュラルに使います。そしてグーパンです。言い争いから逃げる男あるあるの「すべて僕が悪かったです。はいさようなら」という捨て台詞あり、「お前待っとけよ! 逃げんなよ!」という暴言あり、過呼吸あり。どんどん変わる怒りの矛先と、訳も分からず集合させられる男女。今から恋しようっていう男女がですね、ぶつかりまくるわけです。できます? 恋。キレたら「貴様!」って言って殴りかかってくる女子に、恋心抱けます? これは断じてヤラセではない。これらの修羅場のシーンだけでもいいので、みなさんにもぜひ見ていただきたい。きっと新『あいのり』夢中になれるはずです。
■メンバー選考が攻めている
これもネット配信だからでしょうか。メンバーが明らかに地上波時代より攻めている。親の虐待が原因で18歳まで施設で育った女子、28歳童貞(童貞と公言していないけど絶対に童貞)、「面白いことが言えない」と泣きだす新人芸人のような女子、1曲だけオリジナルソングを披露して旅をリタイアする謎のイケメンなど、「個性派」という言葉では収まりきらないメンバーばかり。恋愛の行方をスタジオで見守るメンツも絶妙です。過去に不倫をしていた女子が出れば、オードリーの若林がベッキーに「不倫といえばベッキーさん、どうですか」と平気で振ります。「真実の愛を探す番組・あいのり」は、Netflix で、本当の意味でリアリティを得たのです。
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