眞子さま&小室圭さんの“スキャンダル報道”止まず……週刊誌はなぜ「別れさせたい」のか?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
「移民法」が通ってしまったから、来年4月からは、より多くの外国人労働者を街のあちこちで見かけることになる。
現代が、ちょっと斜っかいに、この問題を見ている。読み書きができる外国人は多いようだが、やはり会話が難しいようだ。
「ボクは、危険が、いっぱいありマス」「早く子どもができたいデス」「あなた臭いよ? 大丈夫?」「おちちはございますか?」
これらの奇妙な日本語の本当の意味は、「ボクは、経験が、いっぱいあります」「早く子どもを持ちたいデス」「この料理は独特な香りがしますが、大丈夫ですか?」「父親はいますか?」だが、日本人でも難しい。
放送プロデューサーのデープ・スペクターでも、福岡空港で「東京行きですか?」と聞かれて、「いや、雪は降っていないはずですよ」と答えたという。
われわれも外国へ行って片言の英語を使うとき、おかしな表現をすることがままある。
それを笑うのではなく、日本語の種類が増えた、そう思わないと、うまくやっていくことはできないだろう。
ところで藤田菜七子(21)人気がすごい。先週は文春のカラーページ「原色美女図鑑」に登場した。何しろ、JRAが彼女一人のためにルールを変えてしまったのだから。
騎手は、勝利を重ねるごとに斤量が増えていく。100勝すると、それ以降はゼロになるのだが、これを来年3月から、女性騎手は、101勝後もマイナス2キロのアドバンテージを得られるようにしたのである。
JRAは、女性騎手の騎乗機会の拡大を図るためだといっているが、現在、中央競馬で対象になるのは藤田ただ一人である。
騎手にしては美形で、騎乗技術もそこそこ。これからは、人気者になりたいアイドルたちが、騎手を目指す時代になるのかもしれない。
だが、外国人ジョッキーに歯が立たない日本人の男どもにこそ、3キロぐらいのハンデをあげるべきだと思うのだが。
9日のメインレース「阪神JF」でも、勝ったのはC・デムーロ騎乗のダノンファンタジーだった。やや強引な騎乗だったが、技術だけではない、ここぞというときのとっさの判断が、とても素晴らしい。
今年の年末は、ルメールが、武豊の1年間の最多勝利数212勝を抜けるかどうかが、大きな楽しみである。私はギリギリ達成できると思うのだが。
ところで12月5日、貴ノ岩が付け人を殴ったことが発覚した。この春にも貴公俊が付け人を殴り問題になった。
元貴乃花部屋の弟子教育に問題があったのではないかという声が、相撲協会から上がってきそうである。
せっかく貴景勝が優勝して、さすが貴乃花のガチンコ相撲はすごいという評判が出ていたのに、残念なことである。
貴乃花は離婚後、無収入で大変だが、元妻・河野景子のほうは、1回60万円を超える講演が年に50本もあり、別れてからますます忙しいと新潮が報じている。
なんでも貴乃花には住宅ローンもあり、「3億円近い借金が残っていてもおかしくはない」(新潮)そうだ。
それに留学している娘2人の教育費もある。唯一アテにできるのは協会からの退職金と功労金だが、それも3,000万円から4,000万円程度だそうだから、焼け石に水。
やっぱり、参議院選に出るしか道はないのかもしれない。
お次もスポーツの話題。広島の主軸だった丸佳浩(29)が、巨人に移籍することが決まった。だが、文春によると、FAで巨人に移籍した選手は24人いるが、平均5年ほどで引退しているという。
カネにあかして他球団のFA宣言した選手を獲りまくっている原巨人だが、また同じ失敗を繰り返すのではないか。
先週のポストで元巨人監督の堀内恒夫氏が、「これは補強とはいえない」と手厳しく批判している。
その典型が、来季は捕手だらけになるという補強の仕方。阿部慎之助を捕手に戻し、大城もいるし、宇佐美もいる。そこに炭谷まで1億5,000万円も払って獲得した。
堀内氏はもっと補強すべきところがあるという。私も同感だが、菅野しかいない投手陣の補強をなぜしないのか。謎である。
ジャニーズ事務所に異変が起きていると文春が報じた。ここには100名近いデビュー組がいるが、一方で、バックダンサーなどを務めるデビュー予備軍の約300名のジュニアがいるそうだ。
そのジュニアの中で、1~2の人気を誇る「Love-tune」というグループの7人が、事務所を離脱すると発表したのだ。
ジャニーズ事務所は、SMAPのように、移籍したり独立したりするタレント防止のため、契約書を交わそうとしたところ、彼らはサインを保留したという。すると、事務所側の対応が激変したそうである。
ジュリー社長はこの件で会ってもくれなかったという。結果、7人は退所を公表することを希望して、事務所を出たというのだ。
ジュニアといっても、20代後半の者も少なくないそうだ。これから大量離脱が始まるのかもしれない。
文春は、片山さつき大臣を連続追及しているが、よくもまあ出てくるものだと感心する。今回は、2016年6月16日に名古屋市大須で、片山が愛知県事務所を開いた。その事務所は彼女のスポンサー所有のビルの一部屋だったが、賃料を記載していないというのである。
文春のいうように片山氏は「スキャンダル創生担当大臣」という肩書にしたらいい。
さて、12月6日に発生したソフトバンク携帯の大規模通信障害は、現代という時代がいかにシステムに依存し、それが脆弱であるかを知らしめてくれた。
友人と待ち合わせたのに会えない、アイドルのコンサートに紙のチケットがなくて入れないぐらいなら「ソフトバンクのバカヤロー」と笑っていられるが、実はもっと深刻な事態が起きていたのではないのか。
12月19日にはソフトバンクグループの「ソフトバンク(旧名ソフトバンクモバイ)」の東証1部上場がある。新潮によれば、これで調達できる額は約2兆6,000億円に上ると見られているという。スウェーデンやインドネシアの国家予算に匹敵する13兆円という莫大な借金を抱えるソフトバンクグループの孫正義社長にとっては、この上場にケチがつけば死活問題になりかねない。
経済ジャーナリストの町田徹氏は、「孫さんは“あくなき膨張主義”で事業を拡大してきましたが、ここに来てダイエーの末期に似た危うさを感じます」といっている。
このトラブルが孫時代の終わりの始まりになる。そんな予感がしてならない。
新潮が少し前に、広島県から、殺処分対象になったワンコをすべて引き取り、里親に渡すNPO「ピースワンコ・ジャパン」が、ワンコたちを劣悪な環境で飼っていること、多くのワンコが死んでいることを報じた。
そこが、先月20日に、広島県警に書類送検されていたというのである。県警に近い関係者は、「怠慢な広島県が主犯でピースワンコが共犯」だと話している。ワンコを食い物にしているNPOは、私も許せない。
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