ウワサは本当だった!? 台湾の幽霊ホテル「出る部屋」が閉鎖される異例の事態に
#台湾
台湾で、頻繁に幽霊が出没するというホテルが話題となっている。
「中時電子報」(11月23日付)によると、台南市内にあるそのホテルでは、数年前から幽霊の目撃情報が寄せられていた。現地のネット掲示版などでは「幽霊ホテル」と呼ばれ、宿泊客などから目撃談が頻繁に投稿されている。一番多いのは、1401号室に髪の長い全身ビショ濡れの女性の幽霊が現れるというもので、その部屋の宿泊客に、出ていくよう迫るのだとか。
そんな中、この幽霊ホテルに異変が起こった。あるネットユーザーがホテルに宿泊した際、14階に上がってみたものの、問題の1401号室を見つけることができなかったという。どうやら、あまりにも幽霊の目撃談が多いため、営業に支障を来すことを心配したホテル側が閉鎖したらしいのだ。
しかし、閉鎖せざるを得ないほどとは、やはりウワサは本当なのだろうか?
実際にこのホテルでは、過去に火災や飛び降り自殺などで複数の宿泊客が亡くなっており、また古びた建物の外観も、不気味といえば不気味だ。こうした背景も、幽霊出没のウワサに信ぴょう性を持たせている。
ただ、そんなウワサを嫌がって宿泊することを避ける者がいる一方で、幽霊見たさに宿泊するオカルトマニアも少なくないようだ。
ちなみに台湾には、ほかにも世界的に有名な心霊スポットが複数存在する。中でも有名なのは、基隆市にある基隆鬼屋(キールンゴーストハウス)。地元の人なら誰もが知る、幽霊ビルである。1950年代に進駐米軍の酒場として利用されていたこのビルでは、当時酒場で働いていた地元の女性が、米兵との恋愛のもつれから、店に火をつけ自殺したと言い伝えられており、この女性の幽霊の目撃情報が相次いでいるという。
日本から手軽に行ける外国として人気の台湾だが、オカルトツーリズムに出かけてみるのもいいかもしれない!?
(文=青山大樹)
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