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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『細かすぎて』にいなかったアノ芸人

『細かすぎて』復活も、関東芸人はほとんどなし? 「いるはず」なのに、いなかった芸人とは……

浅井企画公式サイトより

 24日に放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)の視聴率が10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にとどまった。

 3月に終了した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の名物企画の復活として話題を集めるも、事前にとんねるずの木梨憲武と関根勤の「出演なし」が発表され、さまざまな憶測を呼んでいた。一部報道では、打ち切り番組の一企画がわずか7カ月で復活することに木梨が難色を示し、関根も同調としたとされる。

 確かに、過去の名場面はオープニングで一瞬映るのみであり、登場時のBGMも異なっており、あくまでも別番組の扱いであった。それは人選にも現れたといえる。

「名物出場者で不在だったのは、ずんのやすですね。やすは『空手の師範代』シリーズで優勝経験もあるほか、空手家の篠原信一のものまねでも知られます。やすの所属は関根と同じ浅井企画ですから、やはり関根に配慮して出場が叶わなかったのでしょう」(放送作家)

 さらに目立ったのは関西芸人の活躍である。おなじみの吉本芸人に加え、今回は松竹芸能の芸人の出場も目立った。

「菅野美穂のものまねでおなじみの梅小鉢の高田紗千子、キンタロー。、みょーちゃん劇団といったおなじみのメンバーに加えて、今回はストーカーやアイドルファンをはじめとする不審者を演じた森本サイダーや、中国の奇術である『変面』を披露したチョップリンなどの活躍も目立ちました。もちろん面白かったのもあるでしょうが、木梨派、関根派の芸人が出場しないことで枠が空いた可能性もありますね」(同)

 もともと石橋は関東芸人である自覚が強く、『細かすぎて』では、関東の若手芸人にチャンスを与えたい思いもあったようだ。だが、今回の関西芸人の活躍は、関東のお笑いシーンの弱体化が図らずも露呈してしまったといえそうだ。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/11/29 19:30
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