『まんぷく』、完全な“倦怠期”で視聴率急降下!「いつインスタントラーメン作るの?」
#ドラマ #NHK #安藤サクラ #朝ドラ #まんぷく
同作は初回(10月1日)23.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。その後も、20~22%台で推移。週平均視聴率は第1週(同1日~6日)から第7週(11月12日~17日)まで21%超えを果たしていた。
ところが、異変が起きたのは第8週(同19日~24日)から。この週は、第48話(同24日)で19.7%と初の大台割れを記録し、週平均は20.7%で自己ワースト。
週が明けて、第49話(同26日)も19.8%で、2話連続で20%台に乗せられなかった。第50話(同27日)は21.8%と回復したが、今後も大台割れを記録する回が出てきそうな雰囲気も漂ってきた。
「従来の朝ドラは、若手のヒロインを抜擢し、相手役にも若手俳優を起用し、序盤は子役による演技から始まるのが定番でした。しかし『まんぷく』は、すでに実績のある演技派の安藤サクラと長谷川博己のコンビで、子役による演技はなく、期待感が高かったのです。しかも、庶民になじみ深いインスタントラーメンの生みの親である安藤百福と、妻・仁子(まさこ)をモデルにしたドラマとあって、初回から好調な視聴率をはじき出してきました。ところが、戦争が終わったと思ったら、塩作り。第8週からは栄養食品『ダネイホン』の研究開発が始まり、完全な倦怠期。視聴者としては、『いったい、いつインスタントラーメンを作るの?』という気になってしまうでしょうね。『ダネイホン』の開発が一段落するまで、視聴率は低迷しそうな気がします」(テレビ誌関係者)
とはいえ、朝ドラは半年の長丁場で、『まんぷく』はまだ4カ月も残っている。ここで一気にインスタントラーメンを作ったのでは、ネタ切れになりそう。しばらくは、視聴者も「ダネイホン」の研究開発で我慢するしかなさそうだ。
(文=田中七男)
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