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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『イッテQ』M社は夜の遊び場も手配

『イッテQ!』のコーディネーターM社 夜の遊び場も手配する「至れり尽くせり」

日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』番組公式サイトより

 今なお波紋を広げ続けている、「週刊文春」(文藝春秋)が報じた『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセ疑惑。番組内の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で紹介されたラオスの「橋祭り」などが、タイのロケーションコーディネート会社・M社が仕込んだものであることが相次いで発覚。当該コーナーが放送休止となり、さらに日本テレビの大久保好男社長が過去に放送された番組についても調査中だと定例会見で報告するに至った。

「日本テレビでは『イッテQ!』以外にも、『ザ!世界仰天ニュース』や2012年まで放送されていた『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』でも、M社を使っていた。そういう意味でも、まだまだ余罪が出てくる可能性はあるでしょう」(テレビ局関係者)

 タイに拠点を置くM社は、主に東南アジアでのロケをコーディネートする会社。セットやエキストラの手配も行っているという。

「M社に任せていれば、簡単に海外ロケができるとまでいわれていて、とにかく“手間が省ける”ということで、日本のテレビ局に重宝されているようです」(同)

 また、M社がコーディネートするのは、ロケに関することだけではないという。

「機材を現地で調達してくれたり、撮影スタッフの移動手段も全部手配してくれたりするそうですよ。つまり、最低限の荷物で現地に行っても撮影ができるということ。もちろん、食事や宿泊場所も全部用意してくれるそうで、さらには女性が接待してくれる夜のお店などにも連れて行ってくれるのだとか。日本のスタッフにしてみれば、M社に頼めば、撮影の仕事だけでなく、歓楽の目的も果たしてくれるというわけです」(同)

 海外で撮影する際は、入国審査やビザ申請など、さまざまな手続きが必要となるケースも少なくないが、M社を通せば、スムーズに進むといわれている。

「個人だと入国審査に何時間もかかる場合でも、M社のスタッフにパスポートを渡しておけば一瞬で入国できる、なんてこともあるようですね。現地の警察やらイミグレーションオフィスとも通じているということなのかもしれません」(同)

 それだけ至れり尽くせりなのであれば、M社を使う局が多いのも仕方ないのかもしれない。だが、M社のサービスがいいからといって、ヤラセをしてもいいなんていう論理は通用するはずもない。『イッテQ!』のスタッフは猛省する必要があるだろう。

最終更新:2018/11/30 19:20
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