向井理、菜々緖が出演せず! 米倉涼子『リーガルV』、主要キャスト不在で視聴率急降下!
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米倉涼子が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』第5話が15日に放送され、視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。前週の第4話は16.5%で、1.1ポイントの大幅ダウンとなった。
同ドラマは初回15.0%で発進。その後、第2話18.1%、第3話15.9%、第4話16.5%とハイレベルな視聴率を連発してきたが、第5話で、いささか勢いが止まってしまった。初回(10月11日)は、裏のTBS系でオンエアされた『2018世界バレー女子 2次ラウンド 日本×ブラジル』が18.2%と高い数字を記録し、『リーガルV』にも影響を与えたであろうことは想像に難くない。その点、第5話が放送された15日は、強力な裏番組があったわけではなかっただけに、実質的に“自己ワースト”といってもいいかもしれない。
第5話は、翔子(米倉)の言葉に背中を押された青島圭太弁護士(林遣都)が、以前から抱えていた案件を逆転勝訴に導くため立ち上がる。人気学生ベンチャー企業で代表を務める大学生・町村誠(瀬戸利樹)が激しい暴行を受け、重傷を負った事件で、凶器から指紋が検出されたため、町村の幼なじみで同級生の武藤正洋(戸塚純貴)が傷害容疑で起訴され、青島が弁護することになった。武藤は一審で実刑判決を受け、ネットの誹謗中傷にも耐えながら、息子の無実を証明しようと戦っていた母・武藤望(片岡礼子)が自殺してしまう悲劇を招いた。青島は控訴審に向け、翔子率いる「京極法律事務所」のメンバーにも協力を仰ぎ、有利となる証拠を集めようと駆け回る……という展開だった。
今話では、法廷で戦う相手が、Felix&Temma法律事務所ではなかったため、同事務所代表の天馬壮一郎弁護士(小日向文世)、海崎勇人弁護士(向井理)、白鳥美奈子(菜々緖)の出演がなかった。同ドラマでのランク付けは、向井は“2番手”、菜々緖は“女優2番手”の位置づけで、小日向を含め、主要キャストがごっそり出演しないというのは連ドラでは異例の措置だ。
「同じ米倉主演ドラマの『ドクターX~外科医・大門未知子~』でも主要キャストの出演がない回がありましたが、さすがに3人まとめてというのは異例の事態。『リーガルV』は出演料などの制作費がかさんでおり、ギャラの高い主要キャストを外して、“経費削減”を図ったといわれても致し方ないでしょうね。いくら米倉が主演とはいえ、向井や菜々緖が見たい視聴者も当然いるわけで、ある意味、“出る出る詐欺”。第5話では、ゲストもしょぼかったですし、向井や菜々緖の出演シーンを楽しみにしている層が、視聴をボイコット、または途中脱落して、視聴率が急降下した可能性もありそうです。米倉だけでドラマが成り立っているわけではありませんし、この先も、こういうことを乱発するようだと、視聴者の信頼を損ないかねません」(テレビ誌関係者)
予告を見る限り、次回第6話はTemma事務所との対決となり、向井、菜々緖、小日向の出演がありそうだが、主要キャストを外してしまうとの発想は、あまり感心しない。ドラマはワキを固めるキャストがいて成立するものなのだから。
(文=田中七男)
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