トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 酒井若菜の類いまれな文才

水道橋博士の代理で“編集長”に! 休業経て開花した、酒井若菜の類いまれな「文才」

酒井若菜公式ブログより

 女優の酒井若菜が、体調不良で休養中の水道橋博士が編集長を務める有料メルマガ「水道橋博士のメルマ旬報」の代理編集長を務めると発表。明日、その1本目が配信される予定だ。

 過去、同マガジンで連載をしていた酒井は12日、自身のブログで「博士さんのピンチにスライディングすることが、私の芸能生活の1つの役割なのではないかと思ってきた」「リニューアルする2月までの期間限定ではありますが、私が『水道橋博士のメルマ旬報』、編集長代理を務めます」と報告した。

「メルマ旬報」は2011年11月に創刊。「大人のコロコロコミック」「子どもの文藝春秋」を目指し、サンボマスター山口隆、クリープハイプ尾崎世界観、映画監督・園子温、元・日本テレビプロデューサーの土屋敏男、元K-1イベントプロデューサー谷川貞治、プロレスラー棚橋弘至など、多彩な執筆人約60名が名前を連ねる。博士自身も毎回、3万字を超える原稿を書いており、既存のメルマガとは一線を画すその分量と熱量から、コアなファンに支持されている。

 そんなメルマガの編集長代理を務めることになった酒井は、グラビアアイドルとして活躍後、2002年に女優へ転身。ドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)や映画『恋の門』で演じた個性的なキャラクターが評価され、一躍注目を集めるも、05年に体調不良で約1年間の休養を余儀なくされた。その後は脇役ばかりで仕事に恵まれず、女優業は低迷。そんな中、小説やエッセーなど執筆業にも力を入れるようになり、現在までに小説1冊、エッセー本3冊を出版している。

「過去のインタビューで、『もしあの時休業しなかったら、私は小説も書かなかったし、エッセーも出さなかった』と話しており、休業がきっかけで彼女の文才は開花したようですね。彼女の書く文章は、その人柄がにじみ出た温かみのある文体で、随所に知性やセンスのよさを感じさせ、芸能界にもファンが多い。酒井さんは16年、10代の頃から膠原病(全身の皮膚、血管、筋肉、関節などに炎症が起こる病気)を患っていることを公表して話題になりましたが、そんなこともあって、彼女の書く文章はより深みを増しているのでは? 編集長としては、執筆人が全員女性のメルマガ『marble』を月2回出しているので、今回の『メルマ旬報』の作業も難なくこなせるでしょう」(文芸誌編集者)

 先日はNHK『透明なゆりかご』や『グッド・ドクター』(フジテレビ系)で母親役を好演。来年1月公開の映画『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』では濃厚な濡れ場を演じるといい、女優としてのキャリアも着々と積んでいる酒井。そんな二足のわらじを履く彼女の、今後の活躍が楽しみだ。

最終更新:2018/11/19 18:00
ページ上部へ戻る

配給映画