『紅白』防弾少年団(BTS)落選を決めたNHKが、TWICEは残した裏事情
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大みそかに放送される『第69回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月14日、東京・渋谷の同局で発表され、“原爆Tシャツ”が騒動となっている韓国の人気男性グループ・防弾少年団(BTS)が落選したことがわかった。
世界的にも大人気のBTSは、今年の紅白に初出場が確実視されていたものの、メンバーのジミンが原爆のきのこ雲などがプリントされたTシャツを着用していたことが問題になり、ネット上で批判が殺到。9日に生放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演も、急きょ取りやめになっていた。
「13日にはBTSの所属事務所が日本語版公式サイトで謝罪。しかし、ネット上では『本人が謝るべき!』『ビジネス謝罪だろ』『誰が何に対して謝罪しているのかがわからない』といった批判が相次ぎ、騒動は収まる気配を見せていません。これで紅白出場となっていたら、視聴ボイコット運動が起こってもおかしくなかったですから、NHKは賢明でしたね」(芸能記者)
一方で、“巻き添え”も予想されていた同じ韓国出身の女性グループ・TWICEは、初出場の昨年に続き2年連続で出場が決まった。これには、NHK側の苦い教訓があるという。
「2011年にはK-POPグループから東方神起、KARA、少女時代の3組が紅白を席巻しました。ところが、翌年に当時の李明博大統領が竹島に上陸し、天皇陛下に謝罪を求めたことで、嫌韓ムード一色に。結果、昨年のTWICEまで5年間、K-POPグループの出場はありませんでした。その影響もあり、若者の紅白離れが加速していますから、今回は“国交断絶”まではせず、1組は残すという選択をしたのでしょう」(テレビ関係者)
BTSとしては、もう少し早い対応をしていれば違った結果があったかもしれない。13日に行われた東京ドーム公演では、当のメンバー・ジミンが謝罪の言葉を述べたというが、騒動はまだまだ収まりそうもない。
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