トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 『コブラ』に学ぶ、小粋なジョーク
じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

驚くほどにかっこいい! カズレーザーも憧れる宇宙海賊『コブラ』に学ぶ、小粋なジョークのすすめ

■どんな美女もメロメロ、セクハラギリギリの超ハイセンス口説き文句

・女「ねえ、コーヒーでもいれましょうか?」/コブラ「ああ、キミのキスみたいな熱いヤツをたのむぜ」

・コブラ「オレの助け…? 残念ながらいまは休業中でね、もっとも背中のファスナーをさげたいっていうならいくらでも手をかすぜ」

 コブラといえば美女。美女といえばコブラというぐらい、いつも美女を従えています。モテモテのコブラだから、当然口説き文句だってハイレベル。まあレベルが高すぎて、コブラ以外が使ったらセクハラで訴えられそうです。

 ちなみに『コブラ』は、ありえないほど露出が激しくエロい服を着た美女が次から次へと出てくることでも有名なマンガですが、絵柄がアメコミすぎるせいか、まったく欲情できません。でも、掲載誌は少年誌なので、これが正しい姿といえます。最近の中途半端なエロさで人気を取ろうとする少年マンガは、もっとコブラのエロくないエロさを見習うべき!

■ジョークばかりじゃない、最高にカッコいい名ゼリフ

「みてろ、ちょっと大きめの花火をあげてやる」

「手を頭にのせろ!!じゃないとのせる頭がなくなるぜ」

「どこへもいかせやしないさ、ヤツはここでローストビーフになるんだ」

「ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースみたいなもんさ、オレたちのどちらかが倒れるまでオフシーズンはこないのさ!」

 ふざけたことばっかり言ってるコブラですが、敵を倒す時の決めゼリフも素晴らしくカッコいいです。あまりにカッコいいので、使ってみたいけど、いつ使ったらいいんだよってくらい、時と場所を選ぶのが悩ましいところです。買ってきた牛肉に向かって「ここでローストビーフになるんだ」って言っても全然カッコよくないですからね。念のため。

 そんなわけで、ついつい真似したくなるクールなジョークが満載の宇宙海賊『コブラ』をご紹介しました。古そうなマンガだからって敬遠していた人は、これを機会に読んでみてはいかがでしょうか? あまりのコブラのかっこよさに、思わずアメリカ人みたいに「ヒューッ!!」と言ってしまうこと請け合いです。

(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん <http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

最終更新:2019/11/07 19:28
123
ページ上部へ戻る

配給映画