驚くほどにかっこいい! カズレーザーも憧れる宇宙海賊『コブラ』に学ぶ、小粋なジョークのすすめ
#マンガ #コミック #ザオリク的マンガ読み
■まるで高田純次! 一発で相手の心をつかむハイセンス軽口
・敵「だれだおまえたちは」/コブラ「オレだよ、ジョン・ウェインだ!」
・敵「あなたは…?」/コブラ「ローン・レンジャーさ……」
・コブラ「ばれちゃしょうがないな! なにをかくそうオレはボンド…ジェームズ・ボンドさ」
・女「ねえ、なぜそんなホウタイ巻いているの?」/コブラ「これは秘密だぜ、じつはオレは透明人間なんだ」
……いやいや、あんた、コブラだろ! って思わず言いたくなります。高田純次が『じゅん散歩』(テレビ朝日系)で街のおばちゃんたちに言う「こんばんは、ジョニー・デップです」と同じノリですね。このつかみのジョークが決まれば、たちどころに初対面の人でも仲良くなれるのです。ただし、スベッたときは大惨事ですが……。
■挑発させたら宇宙一、煽りまくって自滅を誘うテクニック
・コブラ「悪い悪い、誤解しないでくれ、オレは別にあんたが犬ににてるといったつもりはないんだ、犬があんたににてるだけさ」
・敵「きさまぁーっ金をどこへやったーっ!」/コブラ「さあね、羽根がはえて飛んでったんじゃないのかあ」
・敵「レディがいるのよ、先にあいさつくらいしたらどうなの」/コブラ「これは失礼!おれはまたプードルかと思った」
・敵「口のききかたにゃ気をつけな…オレは気がみじけえんだ!」/コブラ「腹をたてるとなにをするんだ?ウサギとワルツでも踊るのか?」
コブラの「煽り」のセンスは、本当にハンパじゃありません。絶妙な挑発を巧みに使って、敵に冷静さを失わせ、自滅させるのです。嫌いな相手に使うには効果抜群ですが、友人に言ったら縁を切られますので、使いどころには注意しましょう!
■ピンチをピンチと悟らせない、頼れる上司になれそうな名セリフ
・コブラ「(戦車の砲撃を受けて)ちくしょうめ火災保険にはいっとくんだった」
・コブラ「すげえショルダーアタックだ…あんた殺し屋なんかやめてスーパーボウルにでもでたら?」
・敵「ここは地獄だぜ、なにしにきたんだ」/コブラ「ピクニックにきたようにみえるか? バスケットももってないぜ」
・仲間「勝算はあるの?」/コブラ「ないね…かえってテレビでもみてりゃよかったよ」
無敵といわれるコブラですが、実は結構な頻度で絶体絶命のピンチに陥っています。ただし、その時に繰り出されるジョークがあまりにもさえてるので、ピンチだと気づかないのです。ピンチでも部下に不安を与えることをせず、笑いを取りながら華麗に解決。これぞ、理想の上司って感じじゃないですか?
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