”ご主人様”の命令で……? 男性器に大量のシリコンを注入したオーストラリア人男性が死亡
#海外ニュース
世の男性にとって、自分の“息子”を少しでも大きく見せたい、というのは共通の願いだろう。クリニックで行われている増大手術では、自身の脂肪やヒアルロン酸を注入するのが主流で、近年料金も安くはなっているが、やはりリスクを伴うものであることは間違いない。実際、今年2月には、千葉県船橋市の美容整形外科で増大手術を受けた50代の男性が、排尿が困難になるなどの損害を受けたとして、慰謝料約2億4,000万円の支払いを求める裁判を起こしている。
そんな中、米シアトルでは、男性器に大量のシリコンを注射した男性が死亡するという事件が起きた。
「デイリー・ミラー」(11月7日付)によると、死亡したのはオーストラリア人のジャック・チャップマン(28歳)。死因は、シリコン注射によって引き起こされた肺の疾患とみられている。なお、シリコンの種類や、病院で手術を受けたのか、自分自身で注入したのかどうかについては不明だ。
ジャックは、シアトルに来る前、サンフランシスコのゲイコミュニティで、人気ブロガーのディラン・ハーフェルテーフェンと知り合い、“秘密の関係”を結んでいたという。ディランはジャックに、危険な身体改造とSMプレイを紹介。ジャックのほかにも複数人、“奴隷”がおり、彼らを”子犬たち”と呼んでいたようだ。
ジャックの死後、彼の母親は、ある契約書を発見。そこにはディランとチャップマンは主従関係にあり、グループ外からの一切の連絡を断ち、首に鎖をかけなければならないといった規約が明記されていたという。
さらに死の3週間前、ジャックはすべての資産をディランに残す意思を表明していた。
ジャックは以前、“タンク・ハーフェルテーフェン”と名乗り、ムキムキのボディと肥大化した男性器をアピールする写真をネット上にアップしていたが、どうやらこのシリコン注入も、ディランの指示による“カルトセックスゲーム”の一環だったようだ。
ジャックの死後、ディランは自身のブログで「私はあなたを愛している。私の親友、パートナー、私の世界……私の子犬」と哀悼の意を示しているが、いくら”ご主人様”の命令とはいえ、危険なSMプレイはほどほどにしておくべきだろう。
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