キスマイがファン暴走で危険! コンサートでも目立つマナー違反
Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)ファンのマナーの悪さが問題になっている。今月4日、キスマイのメンバーが台湾での撮影から羽田空港に戻ってきた際、出待ちをしていたファン30~40人ほどがメンバーに詰め寄り、メンバーがもみくちゃ状態になったのだ。また、ファンが群がっていた場所は、一般の人も多くいる場所だったようで、メンバーだけでなく、一般の利用客にとっても“迷惑”だったことが容易に想像できる。
この状況を目撃した人がSNSでツイートすると、キスマイファンからは、「出待ちもマナー違反だし、もみくちゃとかどうかしてる」「キンプリやJUMPの件で何も学ばなかったの?」「いい加減にして」など、迷惑行為をするファンに対して“呆れた”という意見が目立った。
King&Prince(キンプリ)やHey! Say! JUMPのファンによる新幹線遅延騒動など、公共機関でのファンマナーの問題は頻発している。そうした問題がテレビでも報じられ、ジャニーズ事務所やタレント本人から警告されているにもかかわらず、それでもなくならない迷惑行為。ルールを守っているファンは忸怩たる思いだろう。
キスマイはコンサートやイベントでもマナー違反が目立つ?
キスマイのファンマナーの悪さは出待ちだけではなく、コンサートやイベントでも度々見られるようだ。
2016年に京セラドームで行われたキスマイ5周年ツアーの初日では、公演中に携帯電話を取り出す人が多数おり、ライブ配信の「ツイキャス」をしだす人もいたという情報が出回っていた。この日はツアー初日にも関わらず、公演時間は通常よりも短く、ダブルアンコールもなかった。また、キスマイのコンサートでは定番だという、「俺たちの名前は~?」とメンバーがファンに問いかける演出もなく、ファンの間では「ファンマナーの悪さ」がメンバーや運営スタッフを怒らせた結果ではと憶測が飛び交った。
2017年に行われたキスマイの派生ユニット「舞祭組」のイベントでもファンによる迷惑行為が多発していたことは記憶に新しい。事前に運営側のエイベックスから危険行為・迷惑行為への注意喚起がされていたものの、携帯でメンバーの写真を撮影・録音する人がいたり、運営に文句を言う、メンバーに触ろうと詰め寄る人もいたようだ。
ジャニーズ事務所は“締め出す”決断も必要か
度重なるファンのマナー違反に対して、メンバーの藤ヶ谷太輔(31)は今年3月、Johnny’s webのブログ「キスログ」のなかで、マナーの悪いファンに対して「舞台終わりの出待ちや、タクシーで追跡するのは本当に止めてほしい」という趣旨の文章をあげ、途方にくれていることを告白していた。
Hey! Say! JUMPの場合も、メンバーの八乙女光(27)が“嫌われる覚悟”で会員サイトにファンマナーの悪さを注意し、「最悪の場合コンサート中止もあり得る」という文章を書いていたが、マナー違反による問題が勃発している。一部の迷惑ファンにはメンバーの言葉すらも届かない状況なのだ。
この史上最悪のファンマナーに見かね、ジャニーズ事務所は先月、ジャニーズファミリークラブの全会員に「公共交通機関の利用マナーについて」と題したメールを一斉送信し、マナーの徹底を呼びかけたばかり。
タレントからもマナーを守るファンからも呆れられている“迷惑ファン”。この状況を打破するべく、ジャニーズ事務所は迷惑行為をした当人のファンクラブ会員資格の剥奪など、“締め出す”という決断を下す日も近いかもしれない。
(栞こ)
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