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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 『こじらせ男子』著者インタビュー【後編】
最近“面倒臭い男”が急増中!?

新キャラが続々登場中!? 『こじらせ男子の取扱説明書』著者・田中絵音さんにインタビュー【後編】

田中絵音氏

(前編はこちら

 各方面で話題になっている、一般社団法人日本合コン協会会長の田中絵音氏が上梓した『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)。急増中の「こじらせ男子」たちの姿を詳細にリポートし、彼らとのコミュニケーションを円滑に図るためのハウツーを示した世界初の試みに、なんと海外からの出版依頼も舞い込んでいるという。

 後編の今回は、ページ数の関係から本に収録しきれなかった、新種の「こじらせ男子」のについて、特別にご紹介いただいた。あなたのとなりにも、いるいる!

――それにしても、28種類ものこじらせ男子をよく見つけましたね。大変じゃありませんでしたか?

「こうしている間にも、新たなこじらせ男子が発生していますから、それは全然、大変じゃないんですよ。本を書き終えたあとに、『あ、あの男子も入れたかった!』みたいなのもたくさんありますし、すぐにでも第二弾が出せるくらいです(笑)」

――では、本編に登場しないけど、絵音さんが注目している「こじらせ男子」をいくつか教えていただけますか?

「本の最後に設けた、【まだまだいる!新こじらせ男子】のコーナーにも少し書きましたが、まず分かりやすいところでいううと、〈ディズニー男子〉でしょうね」

――いる!

「とにかくディズニーが大好きで、誰よりもディズニーランドに詳しいんです。一緒にディズニーランドに行けば、一番、効率的なまわり方でエスコートしてくれるし、“隠れミッキー”みたいな知る人ぞ知るポイントにも詳しくて、実際初デートの女子ウケは抜群です。ただ、その魔法はやっぱり“夢の国”の中でこそのもので、日常の中でまでプーさんのリュックを背負われると、ちょっと……っていう女子も多いです(笑)」

――悪い人じゃなさそうなだけに、お付き合いにいたるかは、日常の彼を愛せるかが問題なんですね。

「ディズニーランドは楽しいですけど、毎回のデートでほかにバリエーションがないと、女子的にもさすがに飽きてしまいますしね。あと、盛り属の中でも写真に特化した、〈フォトジェニ男子〉もクセがすごい」

――キレイな自撮り写真を撮ることに命をかけている、みたいな?

「そうなんです。とにかく、写真を美しく残したくて、どんな写真にも修整をかけてしまうのが彼ら。驚いたのは、旅先で業者に撮ってもらったプリント写真まで、スキャナーで取り込んでデータ化して修正してからじゃないと、SNSに上げられないっていう人の話を聞いたこと。しかも、顏を小さく、目を大きく、肌をきれいにと、自分の顏やスタイルの修正だけでなく、景色の山の緑を濃くしたり、曇り空を真っ青にしたりして、もはや季節まで補正してしまうっていう」

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