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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 高畑充希、なぜテレ東深夜を選んだ?

高畑充希“超売れっ子”なのに、なぜテレ東の深夜ドラマ『忘却のサチコ』を選んだのか

『忘却のサチコ』公式インスタグラム(@boukyakunosachiko)より

 高畑充希が10月から深夜ドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京)に出演している。朝ドラで主演を務め、映画やドラマ、CMに引っ張りだこの彼女が、なぜテレ東の深夜ドラマに出るのか?

『忘却のサチコ』は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)連載中の阿部潤原作のグルメ漫画。今年1月に単発で放送され、10月から連続ドラマになった。テレビ情報誌の記者が語る。

「売れっ子の高畑が全国ネットでないテレ東の深夜ドラマに出るのは、この枠から『孤独のグルメ』という大ヒットドラマが生まれたことが大きい。『孤独のグルメ』は基本的に“オッサンが一人で黙々とご飯を食べる”という内容ですが、これが大当たりし、今年4月には“season7”が実現。大みそかのスペシャル番組放送も決定しています。『孤独のグルメ』がきっかけで主役の松重豊は一気に大ブレークし、バラエティやCMにも起用されるようになりました。今回連ドラ化が実現した『忘却のサチコ』は、内容も同じくグルメもの。“二匹目のドジョウ”を狙ったということでしょう」(テレビ情報誌記者)

 ただ、渋い脇役だった松重とは違い、高畑はNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』で主演を飾った国民的女優だ。それでも彼女が起用されたのは、最新の業界事情もあるという。テレビ関係者が語る。

「マスコミは視聴率ばかり注目しますが、今や多くの視聴者は、録画やオンデマンド放送で番組を見ます。特にドラマは、その傾向が顕著です。多くの人がリアルタイムで番組を見ないなら、もはや放送時間帯はゴールデンでも深夜でも関係ありません。しかしテレビ局のロジックとして、深夜ドラマならギャラは深夜の値段になります。高畑はもともとミュージカル女優に憧れてこの世界に飛び込んでおり、あの年齢ながら舞台経験も豊富です。とはいえ、『とと姉ちゃん』では主演を務めたものの、民放の連ドラ主演は昨年放送の『過保護のカホコ』(日本テレビ系)しかないので、たとえテレ東でも、経験が積めることを重要視したのでしょう。実家も裕福なようですし、お金よりもやりがいで仕事を選べるという事情もあるのかもしれません」(テレビ関係者)

 同ドラマでも、ミュージカルシーンを演じたりコスプレをしてみたりと、さまざまな魅力を振りまいている高畑。その勢いはまだまだ続きそうだ。

最終更新:2018/11/05 08:00
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