『進撃の巨人』再実写化は大丈夫!? 日本版の“敗因”と、ハリウッド版への“期待”
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大ヒット漫画『進撃の巨人』(講談社)が、米・ハリウッドで実写映画化されることが、各スポーツ紙で報じられた。
諫山創氏原作の同作は、巨人がすべてを支配する世界で、外の世界に憧れる少年エレンと巨人との戦いを描いたダークファンタジー。既刊26巻で、日本での累計発行部数は7,600万部を突破。世界でも180カ国以上で、累計1,000万部を超える人気作だ。
各紙によると、ハリウッド版のプロデューサーは、米人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』でヒロ・ナカムラ役を演じ、「ヤッター!」のセリフが話題となった日本人俳優マシ・オカら。
メガホンを取るのは、米ホラー映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ監督で、公開時期やキャストは、未定だという。
すでに日本では2015年に三浦春馬が主演し、実写版『進撃の巨人』の前後編が公開。長崎・軍艦島でロケを敢行するなど、邦画としては大規模な製作費を投入。興行収入は前編で32.5億円を記録したが、後編は、なんとその約半分の16.8億円にとどまってしまったのだ。
「巨人が人間を食べるシーンがあまりにもグロすぎたり、ミスキャストを指摘する声など、前編を見たファンたちからの批判がネット上に殺到。そのため、後編では客足が伸びなかった」(映画業界関係者)
おそらく、ハリウッド版ではそのあたりを緻密に分析した上で空前絶後のスケールで製作されることになりそうだが、おそらく、あのキャラの登場に大きな期待が高まりそうだ。
「日本版ではなぜか、ファンの間で絶大な人気を誇る、最強の兵士・リヴァイが登場しなかった。ハリウッド版では誰がリヴァイを演じるかが注目」(同)
ハリウッド版のキャラのビジュアルがファンにハマれば、日本でも大ヒットしそうだ。
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