トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
本多圭の「芸能界・古今・裏・レポート」

『紅白』総合司会候補にマツコ・デラックスが急浮上! 有働由美子との“抱き合わせ”も……?

 11月末には司会・出場者が発表される予定の『第69回NHK紅白歌合戦』。昨年に引き続き、今年もウッチャンナンチャンの内村光良が総合司会を務めるのではないかとみられていたが、ここにきて、マツコ・デラックス案が急浮上しているとのウワサが聞こえてきた。

 昨年、お笑いタレントとしては、1983年のタモリ以来となる総合司会を務めた内村だったが、当初は局内外でその実力を不安視する声が根強かった。というのも、内村が大抜擢されたのは、彼が司会を務めるバラエティ『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の最高視聴率が20%超を記録し、その実績を買われたから、というもの。しかし、紅白はその倍以上の視聴率を取らなければ成功とは見なされず、そのため「本当に内村で大丈夫か?」という声が上がっていたという。

 実際、昨年の紅白の視聴率は、歴代最低だった2015年の39.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)を0.2ポイント上回る39.4%と、数字だけみれば、なんとも微妙な結果に終わっている。それでも、放送直後のSNSには、一般視聴者から内村の司会を評価する書き込みがあふれ、スタッフも内村の進行ぶりを絶賛。最終的には、制作スタッフが「視聴率は演出の問題だ」との報告書を提出し、内村の責任が問われることはなかった。

 それどころか、一説には、紅白の打ち上げ時にNHK上層部の一人が内村の事務所関係者に「次の大みそかも空けておいてほしい」と非公式にお願いしたとのウワサまでささやかれていた。

 そうしたこともあって、内村の続投は既定路線とみられていたのだが、紅白本番まで3カ月を切ったにもかかわらず、内村サイドが多忙を理由に態度を鮮明にせず、そこで局内でマツコ・デラックスの名前が急浮上してきたという。

 マツコといえば、相葉雅紀と有村架純が司会を務めた第67回NHK紅白歌合戦に、タモリと共にスペシャルゲストとして出演しているが、NHK側はその際の貢献度を認めている上、今年は“電撃引退”した安室奈美恵のような目玉がないため、民放各局で高視聴率を記録しているマツコの獲得に乗り出したというのだ。

 さらに、LGBTに関する議論が活発化する中でマツコを起用することで、“開かれたNHK”をアピールできるとの狙いもあるようだが、「ただ、NHKから打診があった場合、マツコ側は、現在同じ事務所に所属する、親友の“有働由美子と抱き合わせでなら”という条件を出すかもしれないといわれています」(バラエティ番組関係者)。

 有働といえば、退社後フリーになって以降もNHKの仕事を消化していたこともあり、もともと局からオファーがあれば、紅白の司会だけは引き受けるのではないかといわれていた。

 もっとも、マツコが有働に退局をそそのかしたのではないのかと疑うNHK局員による反発もあるようだが、いずれにせよ、もしマツコ・有働コンビの司会が実現すれば、紅白の目玉になるのは間違いない。

 今年は平成最後の紅白となるだけに、さまざまな趣向が凝らされるようだが、歴史的な大役を土壇場で内村が引き受けるのか、それとも、マツコへの大逆転があるのか? 最終的に誰が総合司会を務めるのか、注目したい。

(文=本多圭)

最終更新:2018/11/02 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画