傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.25
韓国珍スポ界を影で操る謎の集団がいた? 一世を風靡した「マッチョなキリスト像」跡地でつながる点と点
2018/11/01 14:00
#韓国珍スポ探訪記
キリスト教彫刻公園のある永川(ヨンチョン)市は、ソウルから長距離バスに乗り4時間。そこからキリスト教彫刻公園のある三昌里(サムチャンニ)には、さらに市バスに乗り30分ほどかかるのだが、バスターミナルにある時刻表を見て驚いた。便の削減や路線廃止により、表の至るところが白い紙で覆われているのだ。過疎化が進んでいるのだろう。
バスの時間まで1時間ほどあったので市内に出てみたが、若い人の姿は圧倒的に少ない。市場で牛頭のクッパを食べてターミナルに戻り、定刻にバスを待つが、部外者にはわからないルールにより、全然違う乗り場から出発してしまったようで、さらに1時間待ってようやくバスに乗り込むことができた。
到着した三昌里は、予想通りの牧歌的な町。バス停のある大通りにはいくつか店があるが、筋に入ると店どころか建物の姿すらまばらになり、目の前は畑だらけに。道ですれ違うのは車ではなくトラクターだ。
観光客は絶対に訪れなそうな農道をとぼとぼ歩くと、畑の中に十字架を掲げる建物が現れた。ここがキリスト教彫刻公園を所有する教会のようだ。
しかし、ネットで見た景色とはどこか違う。入り口にずらりと偉人の胸像が並んでいたはずだが、それが見当たらないのだ。
どうしたものかと思いながら、門をくぐり敷地内に入る。建物の裏手に公園へと続く道を見つけるも、その先にあったのは公園の残骸だった……。
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