韓国珍スポ界を影で操る謎の集団がいた？　一世を風靡した「マッチョなキリスト像」跡地でつながる点と点

　2016年にネットで紹介され、話題となった写真がある。韓国にあるイエス・キリスト像で、なぜか筋肉ムキムキなのだ。

　ネットで閲覧できる記事はこちら（韓国語）。

・INSIGHT「海外で話題となった『筋肉質イエス像』は韓国に存在した」（https://www.cyzo.com/2015/11/post_24744_entry.html）

・SODA（東亜日報）「『韓国のイエス様をなめるな』ボディビルダー・イエス像」（http://soda.donga.com/3/all/37/797172/1）

　手のひらに釘を打たれても、痛くもかゆくもなさそうなアクの強い顔や、5頭身ほどの微妙にずんぐりした体形が、いい味を出しまくっているこの像。そのユニークな造形は、以前訪れた狂気のテーマパーク「大岩顔彫刻公園」（参照記事）に通じるものがありそうだ。

　記事によると筋肉キリスト像は、高さ14メートル、広げた両手の端から端までが6メートルという、なかなかの大作。この像がある「キリスト教彫刻公園」は、韓国人の牧師が個人で設立したものであり（個人というのが良い）、ほかにもキリスト教にまつわる石像や、朴正煕・鄭周永などの偉人像も並んでいるとか。これは期待せざるを得ない。

　ただし、実際にそこを訪れた人は少なそうで、同じ写真がネットに上がるばかり。公園の住所を検索すると、気軽には行けない山の中だった。過酷な旅になりそうだが、意を決して出かけてみた。