「雨宮兄弟」再び!? 道徳心・倫理観ゼロの『PRINCE OF LEGEND』、あざとすぎる演出に視聴者大興奮!
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■あざとすぎる「京極兄弟」
3話までは片寄くん演じる奏が率いる「Team奏」がメインのストーリーでしたが、この4話から、「Team京極兄弟」メインにシフト。ハイローで「山王連合会」からいきなり「鬼邪高校」メインに切り替わったみたいな“一体何が始まるんだろう”というワクワク感がありました(ハイロー未視聴の方、すみません)。
さて、前回のレビューで、「奏と尊人の異母兄弟設定は、ハイローにおける雨宮兄弟」ということを書きました。そのときはまだ深く考えていなかったのですが、今回、尊人の弟・竜が本格的に登場してきたことにより、奏と尊人が “異母兄弟”=尊人と竜は“異父兄弟”ということがはっきりと明示されました。改めて、ハイローチームには、血の繋がらない兄弟萌えの方がいらっしゃるんだろうなと感じます。
ただ、重~い運命を背負っていた異母兄弟たちが登場した『ハイロー』とは違う、この『プリレジェ』のいいところは、重い雰囲気には一切ならないこと。物語の核は「果音を14人の王子たちが奪い合う」ことなので、ヒロインが他校生にカツアゲまがいのことをするくらい道徳心や倫理観がなくても、兄弟の血が繋がっていようがいまいが、そんなのお構いなしに、キャラの魅力のひとつに変えてしまっています。
尊人はバカみたいに明るくて天真爛漫、竜はちょっとクールだけど甘え上手な一面もあって、2人に共通するのは互いに「兄弟想い」なところ。
竜「(朱雀家に行っていた尊人に)ふーん、仲良くやってんだ。あっちの家と」
尊人「嫉妬してんのか?」
竜「バカじゃねえの」
尊人「大丈夫。俺はどこにもいかねぇから。一生お前の兄貴だよ」
なんて会話を繰り広げたり、「竜ちゃん(ハートマーク)」と弟をちゃん付けで呼ぶ兄にははちゃめちゃにあざとさを感じますが、「京極兄弟尊い」「好きになる要素しかない」「竜ちゃん呼びは広斗くん呼びに匹敵する尊さがある」「尊人の圧倒的な雅貴感」「雨宮広斗=京極竜」「雨宮兄弟と京極兄弟のスピンオフはまだですか……」と、ハイローファンを含めて、視聴者たちは大興奮。
「雨宮兄弟」がそうだったように、今後、「京極兄弟」がグングン人気を上げそうな予感です。
■“ダサかっこいい”テーマ曲
『ハイロー』シリーズといえば、登場人物やストーリー展開に合わせて作られた楽曲も見どころのひとつとなっていますが、そういえば、この『プリレジェ』では、主題歌をm-floが担当しており、各チームのテーマ曲は、すべてm-floプロデュースによる大ヒット洋楽ナンバーのカバーになっています。
“1980年代ミュージックカルチャーへのオマージュ”というテーマが設けられているそうで、今はやりのダサかっこいい、キャッチーな楽曲は「どこか懐かしくてクセになる」と、好評のようです。
「Team奏」は、片寄くんが歌う「PSYCHIC MAGIC」、「Team京極兄弟」は川村くんが歌う「Take On Me」と、テーマ曲が用意されていますが、個人的には、今話で新勢力となる「Teamネクスト」の3人がチラッと登場したときに流れた、「Too Shy」に早速耳を奪われました。今夜放送の5話では、この3人が本格登場するとのことなので、放送を楽しみに待ちたいと思います。はい。
(文=どらまっ子TAROちゃん)
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