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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『リーガルV』高視聴率はフロック!?

米倉涼子『リーガルV』第2話の高視聴率は“フロック”だった!? 第3話で急降下……

『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』番組公式サイトより

 米倉涼子が主演する連続ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の第3話が25日に放送され、視聴率は15.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。第2話では18.1%の高視聴率をマークしていたが、ここに来て、2.2ポイントもの大幅ダウンとなった。

 前週(18日)、前番組の沢口靖子主演『科捜研の女18』の初回が13.4%と高い数字を記録し、『リーガルV』に“いい流れ”をつくったが、25日の『科捜研の女』第2話は11.2%まで落ち込んだ。ダウンしたのは、『リーガルV』とまったく同じ2.2ポイントで、『科捜研の女』が下がった分、『リーガルV』も影響を受けた可能性もある。同日は強力な裏番組があったわけではなく、こうなると、第2話の18%台は“フロック”だったといわれても致し方なさそう。

 第3話は、キャンプ場で妻を殺したとして殺人容疑で逮捕された浅野洋平(桐山漣)の弁護を、ヤメ検弁護士・大鷹高志(勝村政信)が引き受ける。浅野は「自分は先に帰り、愛人と会うために新宿にいた」と無罪を主張。翔子(米倉)は、裁判で勝った場合、管理人を務める「京極法律事務所」の手柄だと大々的に宣伝するという条件で、調査協力を約束する……という展開だった。

 確かに、3話連続で15%超えは“並”のドラマなら上出来だ。しかし、常時20%前後をはじき出していた『ドクターX~外科医・大門未知子~』を封印してまで、新ドラマをスタートさせただけに、同局としては、物足りない数字にとどまっている。

 次回第4話がオンエアされる11月1日は、午後6時15分より、同局で『SMBC日本シリーズ2018第5戦 ソフトバンク×広島』が放送される予定。『リーガルV』は野球中継終了後のオンエアとなるが、試合開始は午後6時30分。プロ野球の平均試合時間は3時間オーバーで、ドラマが定刻の午後9時から始まる可能性は低く、長い試合になれば、1時間以上繰り下がってしまう可能性もある。

 ましてや、両軍共に関東を本拠としない「ソフトバンク×広島」で、関東地区で高視聴率を取れるかどうかは甚だ疑問。日本シリーズで、このカードは“初対決”で、過去のデータが存在しない。広島が3勝1敗で王手をかけ、第5戦に優勝が懸かる形になれば、高い視聴率を取って、ドラマにうまくつながるかもしれないが、いずれにせよ展開次第であるため、現状で視聴率予想は極めて困難。

 日本シリーズの試合時間や展開によって、『リーガルV』の視聴率も左右されそうだが、果たして、この状況下で、どれほどの数字が取れるのか? 第4話は“正念場”といってよさそうだ。
(文=田中七男)

最終更新:2018/10/29 19:30
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