ネタにして一件落着!? 南キャン・山里亮太の嫌がらせの数々と、それを面白がる東野幸治
#お笑い #南海キャンディーズ #山里亮太
■山里の行いを面白がる東野幸治
山里がこの種の妨害(?)を行ったのは、相方に対してだけではない。
現在、“カジサック”の名でユーチューバーとして活動中のキングコング・梶原雄太。彼のYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」10月13日配信分に山里はゲスト出演している。
山里と梶原は大阪NSC22期の同期生。NON STYLEやダイアン、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、とろサーモンの久保田和靖らを輩出した豊作年だが、キングコングのスピード出世は破格だった。
当初は別々で活動していた梶原と西野亮廣。どちらのコンビも評価は高かったものの、山里は「相方に恵まれないから、そんなに行かねえだろ」とたかをくくっていたらしい。しかし、そんな2人がコンビを結成する。
「こいつらが組んだって聞いた時、“めんどくせえな”って思った」(山里)
そんなキングコングが、ついに初舞台を迎えた。この時、彼らは新ネタをおろしている。2人の中では満足の行くネタだったが、劇場内は大スベリ。この不可解な状況に「おかしいな」と首をひねるキングコング。これには理由があった。
「俺が劇場の近くで、女の子の字体にして『キングコングにイタズラされた』とか『2股かけられた』という紙をばらまいたね。めっちゃ効いたな」(山里)
怪文書を流し、山里はキングコングの足を引っ張っていたのだ。
「すごい軍師やね。見事、成功やもんね」(梶原)
シャレにならない策略の連続だが、しずちゃんも梶原も、笑い話として処理しているのがすごい。しずちゃんとの関係性に至っては「最近はコンビ仲が良くなった」とまで言い切る山里。すったもんだをネタとして昇華し、一件落着させるケースが芸人の世界では多いのだ。
しかし、過去の山里の行いを冷静に分析し、指摘する存在もいる。東野幸治である。
「(南キャンの仲が回復したのは)『自分が仕事増えたからやろ』って(東野が)言うんですよ(笑) 自分が仕事増えて、一人でいつでもいけるってわかってからやんか〜って」(山里の発言/2018年3月30日「エキサイトレビュー」)
東野は「週刊新潮」に連載中のコラムで、山里によるキングコングへの妨害行為についても言及している。
「後に山里君は、その時のことをこう語っています。『俺が死ぬべきだ』って。『一切の非は自分にある』というスタンスで語っていたのですが、彼が絶対に死ぬつもりはないことや、このコメント自体、事前に用意周到に考えられたものであることは言うまでもありません。あくまで、山里君をよく知る私の意見ですが…」
とにもかくにも、すごい世界だ。一般社会では村八分必至のエピソードがキャラクターとして認知されているのだから。それどころか、山里の好感度は決して低くない。
(文=寺西ジャジューカ)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事