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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 山里亮太の嫌がらせを楽しむ東野

ネタにして一件落着!? 南キャン・山里亮太の嫌がらせの数々と、それを面白がる東野幸治

南キャン・山里亮太

 10月20日放送の『ゴッドタン』(テレビ東京系)は、同番組恒例「コンビ愛確かめ選手権」。番組が用意したアンケートにコンビの1人が事前に回答、その答えをもう1人が「アイツならこう答えるはず」と予想するという企画である。

 今回登場したのは、南海キャンディーズ、ダイアン、コロコロチキチキペッパーズの3組。ダイアン、コロチキという現在勢いのある2組に並び、ピンでの活躍が目立つ南キャンが登場したのが驚きだ。山里亮太と山崎静代、両者が並び立つ姿は懐かしすぎて新鮮でさえある。

「正直、(2人で一緒に番組に出るのは)もう何年ぶりっていう感じになっちゃいます」(山里)

 実は、南キャンこそ、この企画には適任なコンビだった。

「僕らって、コンビ仲悪いの象徴だったんですけども、ここ最近はコンビ仲良くなって。つい最近、一緒に飲みに行ったりするようになって」(山里)

 番組は「一番仲が悪かった頃のエピソードと仲直りのきっかけは?」というアンケートクイズを用意。コンビ仲悪いの象徴→仲直りという道をたどった南キャンにとっては、うってつけの問題だ。

「(仲が悪かった頃のエピソードが)多いんですよね。メチャクチャあります。どれがしずちゃんの中で嫌だったのかっていうのが、自分でわからないんですよね。僕、毎回すごいの叩きつけてたんで」(山里)

 コンビ仲が悪かった原因は、山里による、しずちゃんへのジェラシーである。大きな体と特異なキャラクターが目につき、先行して売れたしずちゃん。後塵を拝する山里は焦りを覚え、こじらせた。

「(しずちゃんに)『フラガール』が決まった時、僕、頭おかしくなりそうでしたもん。“じゃない方芸人”であり“アイドルオタク芸人”、あと“気持ち悪い”の3本柱でやってたんで、すごいつらかったです」(山里)

 数あるエピソードの中、山里が挙げたのは「しずちゃんに収録で一言もしゃべらせないために、台本を前日に取り寄せてしずちゃんのセリフを全部消していた」であった。

「(しずちゃんが)すごい売れてたんで『これ以上売れると調子に乗る』と思って。あんまりバラエティできないんだぞって空気出すために、絶対しゃべらせないでおこうと思って。台本でどういう展開になってるか見て、しずちゃんにこういうふうに振るとか他の人がこうやって振るっていうところを、事前に全部自分でオチが作れるようにそれについてのエピソードを作って、自分で落として、次の人に振るっていうことをやってたんですね、ずっと」

 しずちゃんへの振りをインターセプトし、自らの手柄にしてから他のタレントへパスする。相方への敵視は度を超えていた。

「あの時はしょうがない。今はこうやって仲良くなったから良かったけどねえ。今でこそ、笑い話ですけどねえ(笑)」(山里)

 いや、とても笑い話にはならなそうな、ヘヴィなエピソードだ……。

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