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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 有村架純で思い出す「裕木奈江事件」

『中学聖日記』有村架純で思い出す「裕木奈江事件」ほか、ドラマの配役で“嫌われたタレント”たち

『中学聖日記』公式インスタグラム(@chugakuseinikki_tbs)より

 有村架純が嫌われ始めているようだ。10月スタートのドラマ『中学聖日記』(TBS系)において、中学3年生の教え子と恋に落ちる25歳の女教師役を演じているのだが「普通に犯罪だし、美談系にまとめられているのが嫌」「原作の主人公のイメージが有村に合わない」「エロいシーンを期待したが、特にないのでどっちらけ」といった声がネット上では見られる。

 視聴者としてはドラマの内容に不満があり、それが有村への批判へすり替えられているようにみられる。だが脚本においても、演じる本人を想定してセリフを書いていく「当て書き」と呼ばれる手法があるように、俳優や女優にとってドラマの役柄と本人のキャラクターは断ち切れない関係にある。過去には、とんだとばっちりを受けてしまった女優もいた。

「裕木奈江ですね。1988年にデビューし、『北の国から’92巣立ち』(フジテレビ系)では吉岡秀隆が演じた純の恋人・松田タマコ役を好演し、実力派女優として知られるようになります。しかし93年に出演した『ポケベルが鳴らなくて』(日本テレビ系)において、友人の父親と不倫関係になるOLを演じたところ『ぶりっこ』『あざとい』と批判を浴び、女性に嫌われる女優となってしまいます。このイメージはなかなか拭えず、彼女は徐々に芸能界からフェードアウトしていきました」(芸能ライター)

 だが、こうした風評被害を受けてしまうのは女性ばかりではない。

「2015年にバイク事故で亡くなった萩原流行は、新人時代は2時間もののサスペンスドラマで卑劣な犯人役を演じることが多く、ロケで田舎へ行くとおばあさんから石を投げられたこともあったそうです。ドラマの役柄を本人のイメージを混同してしまう人はやはり多いのかもしれません」(同)

 有村も女優として裕木奈江の二の舞いとならないよう願いたい。

(文=平田宏利)

最終更新:2018/10/28 21:00
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