ミスター東大タレント・稲井大輝が強制性交容疑で逮捕 “日本一チャラい大学生”“モテ男”を自称していた
今月23日、警視庁新宿署は強制性交容疑で「ミスター東大コンテスト2014年」に出場した経験のある稲井大耀容疑者(24)を逮捕したことがわかった。
稲井容疑者は先月15日、新宿区の自宅タワーマンションにて、30代の女性に乱暴をはたらいたとみられている。
稲井容疑者は同日に逮捕され、今月5日に検察が起訴。現在は釈放されているが、本人は「覚えていない」と容疑を否認しているという。なお、逮捕当時も東京大学経済学部に所属していたようだ。
“日本一チャラい東大生”としてテレビ番組にも出演
稲井容疑者は、2014年に開催された「ミスター東大コンテスト」に出場し、ファイナリストに残った経歴がある。また、“日本一チャラい東大生”を謳い文句にタレントめいた活動もしており、AbemaTVの『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』などに出演。趣味は“ナンパ”や“女遊び”と公言していた。
同じくAbemaTVの番組『チャンスの時間』に出演した際には、「今までに声をかけた人数は」と番組から質問されると、「1万人くらい」と返答し、「あなたにとってナンパとは」という質問には「ゲーム」と回答。また他の番組では、「モテすぎて女性を選べない」といった悩みを打ち明けていたこともあるほど、自称“モテ男”だった。
ナンパを“ゲーム”と回答している様子をみると、ナンパの手口を指導する「リアルナンパアカデミー」の塾長と塾生が先月、準強制性交容疑で逮捕された事件と同様、稲井容疑者にとってナンパは、“成功数を競う”ゲーム感覚であり、女性への暴力性などは頭になかったのだろう。
Twitterでもナンパ動画を投稿「モテない女はブス」
稲井容疑者は、自身でYouTubeのチャンネルも開設しており、ユーチューバーとしても活動していた。
投稿している動画の内容は、海で女性に対して「サンオイルを無料で塗る」とナンパし、女性の体を触るものや、渋谷でナンパをしながらポッキーゲームをさせてくれる女性を探すなど、どれも女性に関わるものであった。
また、稲井容疑者はTwitterのアカウントも複数所持しており、各大学のミスコン出場者の写真をアップしランク付けをしたり、「男はブサイクでもモテたりイケメンでもモテなかったりするけど、女は美人だと確実にモテてるから、モテない女は<男性付き合いが下手>とか<人見知り>とかじゃなくて単純に<ブスだからモテない>んだろうね(なのにブスに限って自分は「男運がない」とか「理想が高い」とかつまらん言い訳しがち)」など、“女性の価値は容姿の良し悪しで決まる”という趣旨のツイートをしたりすることも少なくなく、稲井容疑者の“傲慢さ”がうかがえる。
「東大生であり、女性に“モテる”自分は特別な存在」という認識が、「自分は女性に何をしてもよい」という歪んだ考えになり、今回のレイプ事件を引き起こしてしまったのだろか。
今月16日には、準強制成功容疑で「ミスター慶應コンテスト」のファイナリストに選ばれたことのある、慶應義塾大学の学生が逮捕された。また22日には、車内で痴漢をしたとして、同じく慶大の学生が逮捕されており、大学生による性犯罪の発覚が続いている。
こういった事件が勃発すると決まってネットでは、“○○大学の学生は最低”といったレッテルが貼られるが、犯罪を起こす学生はごく一部であり、多くの学生は真面目に勉学に励みキャンパスライフを楽しんでいるであろう。被害者にあわれた女性、そして、同じ大学に通う一般の学生の気持ちを思うといたたまれない。
(栞こ)
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