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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 相葉雅紀“爆死”の黒歴史払拭ならず

相葉雅紀『僕とシッポと神楽坂』低調スタートで、『貴族探偵』での“黒歴史”払拭は無理!?

テレビ朝日系『僕とシッポと神楽坂』公式サイトより

 嵐・相葉雅紀が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『僕とシッポと神楽坂』が、思わぬ苦戦を強いられている。

 初回は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で発進したが、19日放送の第2話では5.4%にとどまり、1.2ポイントもダウンする結果となってしまった。同日、TBS系『大恋愛~僕を忘れる君と』(戸田恵梨香主演)が『2018世界バレー女子 決勝ラウンド 日本×アメリカ』中継の延長により午後10時55分開始となりながらも、10.6%をマークし、前週の10.4%よりアップさせたのとは、明暗を分ける格好となった。

『僕とシッポ』は、東京・神楽坂にある「坂の上動物病院」を後継することになった若き獣医師・高円寺達也(相葉)と、動物や飼い主たちとの心温まる交流を描いたハートフルなドラマ。ヒロインには、動物看護師・加瀬トキワ役の広末涼子が起用されている。

「本来ならジャニーズではトップの人気を誇る嵐のメンバーが、わざわざ深夜帯のドラマで主演しなくてもいいのですが、相葉は前回の主演ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系/昨年4月期)が全話平均8.6%と大爆死してしまい、“黒歴史”となりました。さすがにゴールデン・プライム帯において、2作連続で主演ドラマが振るわないと、その評価は暴落してしまいます。ですので、ジャニーズとしては、あまり視聴率のことを厳しく言われない深夜帯でワンクッション置きたい意向なのだと思われます」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、深夜帯といっても、嵐のメンバーが主演を務める以上、ある程度の数字を求められるのは当然のこと。この「金曜ナイトドラマ」枠で、今年放送された連ドラの初回視聴率は、1月期『ホリデイラブ』(仲里依紗主演)が5.1%、4月期『家政夫のミタゾノ』第2シリーズ(TOKIO・松岡昌宏主演)が7.2%、7月期『dele』(山田孝之、菅田将暉主演)が5.5%で、『僕とシッポ』の6.6%はまずまずではあるが、平凡な数字だ。ましてや、第2話で一気に視聴率を落としたのでは、先行きに大きな影が差す。

 ネット上では、「冒頭の芸者役の尼神インター・渚の下品な下ネタはいらない。その時点で見る気がうせる」「研修医役の堀川広樹(ジャニーズWEST・小瀧望)がセリフ棒読みで台無しにしてる」といった趣旨の声も多い。相葉には責任がないところでドラマの評価を下げられてしまっているのは、同情すべき点ではあるが……。

 相葉にとっては、それなりの視聴率を挙げないと、『貴族探偵』での“黒歴史”は、そうやすやすとは払拭できないだろう。本来なら、深夜帯で10%超えを果たすことができれば、「さすが相葉ちゃん!」となるが、今やゴールデン・プライム帯でも2ケタに乗せれば上々といわれる、ドラマ受難の時代だ。ひとまずの目標は、事務所の先輩である松岡が主演した『家政夫のミタゾノ』の平均6.7%になりそう。これを超えられれば、ギリギリ“及第点”といってよさそうだ。

(文=田中七男)

最終更新:2018/10/25 06:00
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