内村光良MCの日テレ新番組『THE突破ファイル』が『スカッと』に酷似? まさかの“セルフパクリ”になる可能性も
#日本テレビ #フジテレビ #ウッチャンナンチャン #内村光良
10月25日にスタートする日本テレビ系バラエティー番組『THE突破ファイル』が、いろいろな意味で注目されているという。
ウッチャンナンチャンの内村光良をMCに起用したこの番組。「追い詰められた状況から突破した」というエピソードを視聴者から募集し、その内容をドラマで再現。さらにそこからクイズを出題するという“新感覚ドラマ&クイズバラエティー”だという。
「番組の全貌は放送まで明らかにされていませんが、視聴者からエピソードを募集し、それをドラマにして、パネラーと一緒に見るという企画内容は、同じく内村がMCを務めるフジテレビ系『痛快TVスカッとジャパン』に酷似しているとしか言いようがありません」(制作会社関係者)
テレビ業界では、ヒットした番組に似た番組が他局で制作されるということも珍しくない。『スカッとジャパン』は決して高視聴率番組というわけではないが、この10月から放送5年目に入るなど、安定した人気となっているのも事実だ。また、木下ほうかの「イヤミ課長」、笹野高史の「スカッとばあちゃん」、SKE48・須田亜香里の「ぶりっ子・リコピン」など、名物キャラクターも数多く生み出している。
「すでに当たっている企画のテーマを変えるだけで新番組が成立するというのであれば、本当にラクなもの。しかも、再現ドラマものであれば、そこまで有名な俳優を使う必要がないし、尺が短いのでまとめ撮りもできる。コストを圧縮するという意味でも、『スカッとジャパン』方式はオイシイんです」(同)
とはいえ、似たような企画の番組にネタ元と同じMCを起用するというのは、なかなか大胆にも思えるが……。
「『THE突破ファイル』はパイロット版が放送されており、それを見た限りでは、企画は『スカッとジャパン』に近いものの、見せ方自体は異なるといえる。そういう点で、どうにか成立しているということなのかもしれませんね。もしも、一見して『スカッとジャパン』との類似性が見えてくるようであれば、内村さんだってオファーを受けなかったと思います」(同)
しかし、日テレ制作のバラエティー番組といえば、企画がコロコロ変わることも珍しくない。
「視聴率が悪いとどんどんリニューアルしていくのが日本テレビ。その結果、似たような番組がいくつも放送されるなんていうこともあります。それこそ『THE突破ファイル』の枠で放送されていた『得する人損する人』は、『有吉ゼミ』と同じく坂上忍が出演しているだけでなく、生活に関する知識などを紹介していて、企画が似ていると言われていました。
さらに、『有吉ゼミ』ではヒロミが、『幸せ!ボンビーガール』では森泉が、ともに家のリフォーム企画をやっていて、完全にかぶっているという声も多い。言ってみれば、番組の差別化よりも視聴率を優先しているということ。『THE突破ファイル』だって、過去の番組と似通った方向性に変わっていくかもしれない。それこそ『スカッとジャパン』の“突破版”になる可能性も高いと思いますね」(同)
内村が、自分の番組をパクった番組のMCとなる──などという意味がわからない展開にならなければいいのだが……。
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