『大恋愛』2ケタスタートも、戸田恵梨香の“大暴走”に「和牛の水田が激怒しそう!?」
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さて、今期のTBS系金曜22時は、御大・大石静先生のオリジナル脚本による『大恋愛~僕を忘れる君と』が放送されています。12日に放送された第1話の視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2ケタスタート。7月期の同枠『チア☆ダン』が全話1ケタに沈んだことを思えば、まずまずのスタートと言えそうです。
お話は、母親とともに産婦人科を営む三十路すぎの女性・北澤尚さん(戸田恵梨香)が若年性アルツハイマーを患って大変ですね、という物語。『大恋愛』というド直球なタイトルの通り、尚さんと売れない小説家の“大恋愛”が描かれるようです。
ジュリアン・ムーアにアカデミー主演女優賞をもたらした『アリスのままで』(2004)や、渡辺謙が原作にほれ込み自ら映画化して初主演を果たした『明日の記憶』(06)、1976年の映画版では森繁久彌、後のドラマ版では大滝秀治、小林亜星、三國連太郎と、胸やけするくらいのビッグネームが“ボケ老人(当時の通称です)”に扮した『恍惚の人』など、認知症を扱った物語は、いやがうえにもその患者役の俳優に注目が集まるもの。そういう意味で、今作は戸田恵梨香にとって試金石になりそうです。
というわけで、ぼちぼち振り返ってまいりましょう。
■まあ、とにかく細い、細い!
細い細いと折に触れて話題になる尚さんこと戸田恵梨香ですが、今回は自身初となるウェディングドレス姿を披露。これが、まあ細い。思わずテレビの前で「すげえスタイルだな」と声に出してしまうほどの細さでした。何食ってんだ。
その尚さん、なぜウェディングドレスを着ていたかというと、米・ワシントンで働く井原先生(松岡昌宏)という40前の精神科医と婚約中で、1カ月後に挙式を控えているからです。ちなみに井原先生の専門は、そのまんまアルツハイマー病。悲劇の予感がぷんぷんです。
ちなみに2人は、お見合いで出会いました。2人とも恋愛感情が盛り上がったわけではなく、まあ年齢も年齢だし、医者同士で身持ちも堅そうだし、「母になる知性があって、健康な子どもの産める人と早目に結婚したい」(by井原先生)的なノリで婚約を決めたようです。互いに、頼まれもしないのに血液検査のデータを用意してきたりしますし、結婚に向けて身体の相性を確かめる行為でも、たいへん実務的なディープキスなどを見せてくれます。
「これで、すべてクリアだね」(マボ)
結婚の条件が揃うと、尚さんは実家を出て井原先生とともに暮らすマンションへ引っ越し、新婚生活の準備を進めます。
■運命の人との、変な出会い。
あくまで“大恋愛”とは程遠い様子ですが、それなりに幸せそうな2人。しかし、尚さんは出会ってしまうのでした。ずっと大好きだった小説の、ピカレスクでエロティックな文章を書く作家・間宮真司(ムロツヨシ)は、引っ越し屋の作業服に身を包んで段ボールを運んでいました。作業が終わったのに、キッチンで黒酢はちみつドリンクを飲んでいた不審な男に、尚はなぜか惹かれていきます。
新居の上階が水漏れを起こしたことがきっかけで急接近した尚さんと真司くんは、庶民的な居酒屋で肩を並べます。尚さんは、目の前の汚い引っ越し屋が憧れの小説家であることを知りません。しかし、話してみると、まあセンスが合う合う。2人してゲラゲラ笑って、LINEも交換しました。
真司くんは、尚さんに婚約者がいることも知っているので最初から遠慮がち。ですが、ここから尚さんの攻勢は止まりません。翌日も飲みに誘い、真司くんがあの小説『砂にまみれたアンジェリカ』の間宮真司であることを知ると、一気にヒートアップ! おしゃべりに興じて朝帰りしちゃったかと思えば、真司くんの勤める引っ越し屋の前で待ち伏せて、そのままボロアパートに押しかけ、ぶちゅー、ぺろぺろぺろぺろと、井原先生の時とは違う情熱的なディープキスを繰り広げるのでした。
最初は「結婚するんでしょ、決めたことは守れって言ったでしょ」とか言ってた真司くんでしたが、まあこんな美人があんな感じでアレだったら抗えません。尚ちゃんはママにも井原先生にも、はっきり婚約破棄の意思を伝えます。真司くんを好きになっちゃったから、それは仕方がないんだそうです。無論、ママも婚約者も納得しませんが、それは仕方ないんだそうです。
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