トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 社会  > 豊洲市場、グルメ目当てには不便!?

豊洲市場は「賛否両論」で、便利かどうか結論は先送り……ともあれ、グルメを楽しむには遠すぎる!?

※イメージ画像

 すったもんだを経て、ようやくオープンした豊洲市場。それでも、騒動は収まらない。

 テレビから新聞まで、あらゆるメディアがおいしいネタを求めて密着すれば、どんどんと新たな燃料が投下されている状況だ。

 閉場した築地市場では、早くも取り壊しのための工事が始まっているが、それでも移転に反対する業者は築地市場内での営業を続行。支援者も駆けつけ、毎日混乱という状況が続いている。

 一方、豊洲市場のほうはというと、使い勝手はよいのか悪いのか。あるいは、移転反対派が主張するように施設そのものに問題があるのか、いまだ判然としていない。

 かねてより移転に賛成だった業者は、使い勝手がよくなったことを主張。対して、移転に反対だった市場関係者はTwitterで、排水口にゴミが詰まっている写真を公開。

 やはり、ゴミが詰まってしまうような雑なつくりだったのかと思いきやビニール袋を含めて大量にゴミを流しているからキャッチバスケットが詰まっているだけではないかという指摘も。かと思えば「設計ミスだ」と主張する人もいて、いったいどちらが本当なのかがわからない。

 ただ、これまで築地市場では、長年にわたって、ゴミも一緒に下水に流し、ドブネズミの餌を提供していたのではないかという疑惑も浮上。地下水の汚染などさまざまな問題点が指摘される豊洲市場だが、築地市場のほうが、よっぽど汚かったのではないかいう意見も寄せられている。

 これに加えて、豊洲市場オープン当初からの交通トラブルは注目されていて、年末にはパンクするのではないかという報道も。かと思えば、今度は豊洲市場の建物の耐震性を懸念する記事まで……。

 賛否両論や移転で損する者と得する者の怨念が渦巻き、まったく「真実」はわからない豊洲市場。そんな状況ではあるものの、早くも見学コースもオープンしており、賑わいを見せている。さっそく見学に出かけたという人物に話を聞いたところ……。

「2階通路からガラス越しに見る形なので、見学はしやすい。ただ、本来の目当てはグルメ。築地市場から移転した店もあり、味は変わっていないと思うのですが、朝から食べに出かけるには、築地よりも遠くなってしまいましたね……」

 最寄りの駅は、ゆりかもめの市場前駅で新橋からは30分弱、片道380円。正直、始発に乗ってグルメを楽しむには築地市場よりも遠くなった。都心から向かうなら、オススメは自転車である。
(文=特別取材班)

最終更新:2018/10/18 22:30
ページ上部へ戻る

配給映画