トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > テレ東がまた新ジャンル開拓

テレ東がまた新ジャンル開拓!「コンテナ船同乗」はブレークするか!?

テレビ東京『日曜ビッグバラエティ』

 終電を逃した人に、「タクシー代を払うから、家について行っていいですか?」と尋ねる『家、ついて行ってイイですか?』や、池の水を全部抜いて、どんなものが出てくるかを探る『池の水ぜんぶ抜く』など、他の追随を許さない企画で勝負するテレビ東京が、「コンテナ船に同乗する」という新たなジャンルを開拓。関係者から、がぜん注目を集めている。

 話題となっているのは、10月7日に放送された『巨大コンテナ船に乗せてもらいました!』だ。その内容は、日本からヨーロッパに行くコンテナ船に取材班が40日間同乗・密着し、普段知ることのないコンテナ船について紹介するもの。テレビ情報誌の記者が語る。

「番組では、コンテナ船での生活、船長や乗組員の仕事、荷の積み下ろしの様子、緊迫する海賊対策など、コンテナ船の仕事や乗組員の生活が、あらゆる面から紹介されました。当日は、どの局も番組改編期のスペシャル番組を放送しており、日テレは『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』の合併番組、テレ朝は松嶋菜々子主演の2時間ドラマ『誘拐法廷~セブンデイズ~』と、裏番組はいずれも強力でしたが、ネットで最も話題になったのはこの番組でした。『とりあえず見始めて、最後まで見てしまった』という人が多かったようですね」

 これまでも独自路線で視聴者の注目を集めてきたテレ東にとって、“コンテナ同乗”は、まさに面目躍如といった雰囲気の番組。こうなると、動きだすのは他局の関係者だ。

「移り気な視聴者が多い昨今のテレビ界で、2時間以上視聴者をテレビの前に座らせるコンテンツはなかなかありません。そんな中、テレ東のコンテナ密着番組は、テレビ関係者の間でも『面白かった』と、ひとしきり話題になりました。番組制作側からすれば、密着モノは面白い画が撮れる半面、事故やトラブルでお蔵入りのリスクがあるので、どうしても尻込みしてしまいがちですが、今回の番組でイケそうだということがわかりました。

 近年は新たな冒険をする番組がすっかり減って、散歩モノ、来日外国人や海外にいる日本人への密着、マグロ漁師密着、路線バスの旅など、二匹目のドジョウを狙うようなものばかりです。コンテナ番組も、テレ東が第2弾をやるか、他局がパクるかの競争になるんじゃないですか」(フリーの番組制作スタッフ)

 テレ東はコンテナ船に乗っかったが、今度は他局がテレ東のネタに乗っかることになるのだろうか?

最終更新:2018/10/18 18:00
ページ上部へ戻る

配給映画