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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > LDH、ついに“BL”に手を出す

要素てんこ盛りの『PRINCE OF LEGEND』、真のヒロインは片寄涼太? LDHがついにBLに手を出し、キスシーンよりもザワつく

■腐女子ホイホイなBL展開

 側近同士のバトルへと発展した第2話。予告を見たときは、「どうせ、奏のために果音のことを調べるうちに、2人も果音のことを好きになるパターンでしょ」なんて思っていましたが、その予想は大きく外れました。プリレジェに女性ウケの常識を期待してはいけなかったようです……。

 ハイローでは、直接的な表現はなかったものの、幼なじみ、血の繋がらない兄弟や家族、宿命のライバル……といった男たちの仲間愛や家族愛などが描かれ、腐女子たちに夢と希望を与えてくれました。それで味をしめたのか、ヒロさん(というか製作陣)は「こういうのがお好きでしょ?」と、今度は真っ正面からBL(ボーイズラブ)をぶっ込んできました。まだ2話目にして、この手の胸キュン系作品ではひとつの山場でもある主人公とヒロインのキスシーンもあったわけですが、ネット上の反応を見ると、それよりも突然のBL展開のほうが視聴者をザワつかせていたようです。

「BL」というと、センシティブなイメージが強く、取り上げられる際にはさまざまな議論がなされてきましたが、“Love・Dream・Happiness”を掲げるLDH産のドラマですから、生々しい描写なんてもちろんないし、誠一郎の恋心はとっても純粋でかわいらしいもの。なので、BLに免疫のない人でも楽しんで観ることができると思います。

 

■ヒロインは、×白石聖 〇片寄涼太

 そして何より、片寄くん演じる奏のヒロインっぷりがすごいんです。乱暴な態度の果音に「何よ、あの男(女)!」と顔をしかめてプリプリ怒ってみたり、ハプニングキスしてしまった時も、「今、キスしなかった?」と固まったり、まるで少女漫画の主人公みたいなリアクション。しかも、誠一郎目線での奏は、フィルターがかかったようにいちいちキラキラしているので、観てるこっちまで、「あれ? かわいいかも……」と錯覚してしまいます。

 視聴者からも「奏様まじかわいすぎwww」「いろんな表情が楽しいしかわいい」「奏様スーパーヒロイン!!!!」などという声が続出。クールな果音とは対照的に、天然でドジっ子かつ運命の相手との出会いを信じて待っているというピュアな奏は、やっぱり真のヒロインなのかもしれません……。

 中には、「果音じゃなくて、奏の取り合い!?」と、来年公開の映画の展開を予想する人もいるようです。確かに現時点では、果音より奏のほうがモテていますが、果たして今後どうなっていくのでしょうか……。

 

■南キャン・山ちゃんに激似な関口メンディー

 キスシーンにBL展開と大忙しだった2話ですが、新キャラ3人がチラッと登場しました。

 まずは、奏が通う聖ブリリアント学園の“生徒会長王子”綾小路葵(佐野玲於/GENERATIONS from EXILE TRIBE)。ハイローでは、無名街をひゅんひゅん飛び回るRUDE BOYSのタケシを演じていた佐野くんは、なぜか制服ではなく着物姿かつ、大きくはだけさせて懸垂をしていました。意味がわかりません。

 そして、ビジュアル発表時にLDHオタをザワつかせていた関口メンディー(GENERATIONS from EXILE TRIBE、EXILE)が扮する“金髪SP王子”ガブリエル笹塚。もはや、金髪にした南海キャンディーズの山ちゃんにしか見えませんでした。ちなみにこの人も着物を着ています。その他、側近らしき生徒は、ラップとヒューマンビートボックスで奏が果音に会いに学園にやってきたことを伝えていました。まったくもって意味がわかりません。

 最後の一人は、「(果音は)俺の女だけど。手ェ出したら殺すぞ」と奏たちを脅してきた嵯峨沢ハル(清原翔)。果音いわく彼は「ただの隣人」で、女の子を何人もはべらせていたので、かなりのモテ男なんでしょう。

 すでにとっ散らかりつつありますが、王子は残りあと8人もいるので、どんどん騒がしくなりそうな予感です。

 ちなみに今夜放送の3話では、ハイローで正義感が強くて血気盛ん&ちょっぴりおバカなヤマトを演じた鈴木伸之くん(劇団EXILE)が登場。オラついている役柄のようなので、ハイローからのヤンキースピリットをいかんなく発揮してくれること間違いなしでしょう。「ハイローは好きだったけど、こっちはちょっと……」と躊躇していた人も、騙されたと思って一度観てみてほしいところです。はい。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

最終更新:2019/02/19 16:36
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