米倉涼子、オスカーの“若手抱き合わせ”に不満 『リーガルV』記者会見で見せた“恐怖の表情”
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米倉涼子が主演を務めるドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の第1話が10月11日に放送され、平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
「『ドクターX』で高視聴率を叩き出していた米倉涼子の新作で、さすがの好発進といったところ。しかし、テレ朝や米倉が所属するオスカープロモーション的には、初回18%という目標を立てていたとのことで、いささか悔しいスタートでもあったようです」(テレビ局関係者)
10月2日にはテレビ朝日本社にて、同ドラマの制作発表記者会見が行われ、米倉のほか、向井理、林遣都、菜々緒、三浦翔平、高橋英樹ら、キャスト陣が集結。その豪華な顔ぶれからも、テレ朝がいかに力を入れているかがわかる。しかし、この会見では一瞬だが、米倉の顔が曇る場面があったという。記者会見に出席していたベテラン芸能記者は、こう話す。
「基本的に米倉さんは終始笑顔で上機嫌だったんですが、オスカーの後輩である内藤理沙さんと宮本茉由さんを紹介したときだけ、米倉さんの顔から笑みが消え、ものすごく不機嫌な顔をしたんですよ。自分の主演作にオスカーの後輩が出演するのが、本当に嫌なのでしょうね」
主演俳優の所属事務所が売り出し中の若手を“抱き合わせ”でドラマに出演させることを“バーター”などと呼ぶが、どうやら米倉はオスカーのバーターに嫌気が差しているということのようだ。
「オスカーは頻繁にバーターをすることで知られる事務所。『ドクターX』の過去の作品にも、売り出し中のオスカーの若手が脇役で登場しています。業界内でも“オスカー=バーター”というイメージが強いですね。米倉にしてみれば、事務所が勝手にやっていることなのに、自分自身にバーターのイメージが付いてしまうということで、不満を抱えているのかもしれません」(同)
主演俳優やメインMCとのバーターで若手タレントをねじ込んでくるのは、オスカーだけではない。
「ナベプロ(ワタナベエンターテインメント)などもバーターが多い。たとえば、ナベプロの恵俊彰がMCを務める『ひるおび!』(TBS系)では、お天気担当が全員ナベプロ系の若手女性タレントです。あとは、スターダストも、ドラマでよくバーターをしていますね」(同)
その一方で、バーターをさせないタレントもいる。
「例えば、明石家さんまは自分の意向をキャスティングに反映させないことで知られています。制作側がさんまと関係性の強いタレントをブッキングすることはあっても、さんまや吉本のほうからバーターをお願いすることはないのだとか。同様に、かつての木村拓哉も、まったくバーター仕事がない俳優といわれていました。しかし、SMAP解散後はバーターっぽいブッキングも増えています」(同)
まだまだオスカーのバーターを阻止できるほど偉くはなっていない米倉涼子。“さんまクラス”になるのは、もう少し時間がかかりそうだ。
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