松嶋菜々子、フジからテレ朝に乗り換え!? 夫の『相棒』反町隆史と“セット売り”へ……
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“大物女優”松嶋菜々子が近年、蜜月関係が続いていたフジテレビと絶縁し、テレビ朝日へ乗り換える可能性が急浮上した。
松嶋は1996年前期のNHK連続ドラマ『ひまわり』でヒロインに起用され、女優としてブレーク。99年にスタートした『救命病棟24時』シリーズ(フジテレビ系)がヒット。2002年には、NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』で、唐沢寿明とのダブル主演を務め、国民的女優に飛躍を遂げた。11年10月期の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)では、最終回で40.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、全話平均25.2%をマークする空前のヒットを飛ばして、“視聴率女王”の名をほしいままにした。
ところが、13年7月期『救命病棟24時』第5シリーズ以来、3年ぶりの主演ドラマとなった、16年7月期『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)が平均7.1%とよもやの大爆死を遂げた。そして、昨年4月15日、16日に二夜連続で放送されたスペシャルドラマ『女の勲章』(同)も、第1夜=8.1%、第2夜=6.2%と、またまた大コケ。これに怒り心頭の松嶋は、フジとの蜜月関係に終止符を打つ決意を固めたとも伝えられていた。
爆死連発から1年半の月日が流れ、松嶋がドラマ復帰の舞台に選んだのは、これまでほとんど縁がなかったテレ朝だった。松嶋は10月7日放送のスペシャルドラマ『誘拐法廷~セブンデイズ~』で、同局では初の主演を務め、11.3%の高視聴率をマークし、その健在ぶりを示す格好となった。
同ドラマの原作は韓国映画『セブンデイズ』で、一人娘を誘拐された敏腕弁護士の主人公(松嶋)が、犯人から娘の命と引き換えに、「殺人罪で起訴された、限りなくクロと思われる被告人の無罪を勝ち取ること」を解放条件に突きつけられる。しかも、与えられたタイムリミットはわずか7日間で、母性と倫理が交錯するサスペンスだった。
「フジでの主演ドラマが相次いでコケていた松嶋にとっては、『誘拐法廷』で2ケタを取ったことで、気をよくしているはず。一方のテレ朝は、今の松嶋で、どれくらいの数字が取れるか、スペシャルドラマで様子見を図ったのでしょうが、11%台なら十分合格点。松嶋は来年4月から放送開始のNHK朝ドラ『なつぞら』で、ヒロイン(広瀬すず)の育ての母親役を演じます。そのドラマが撮了したあたりで、松嶋主演のドラマを制作する可能性は十分ありそうです」(スポーツ紙記者)
テレ朝といえば、夫である反町隆史が“4代目相棒”冠城亘として、鉄板の人気ドラマ『相棒』(水谷豊主演)に出演中で、この10月から始まるseason18で、4シーズン目となる。“2代目”神戸尊(及川光博)も、“3代目”甲斐享(成宮寛貴)も、ほぼ3シーズンで卒業しており、反町は異例の長期出演となった。当初は、反町が相棒になってから視聴率が急降下したため、“短命”説がまことしやかに流れたが、キャスティングにも口を出すといわれる水谷と、じっ懇の仲になったことで延命を図ったとみられる。
これで、来年、松嶋がテレ朝でドラマの主演に起用されるようなことになれば、“夫婦セット売り”となるが、果たして、どうなることやら……。
(文=田中七男)
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