トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 最近急増中の“こじらせ男子”とは?
最近“面倒臭い男”が急増中!?

あなたのまわりにも絶対いる!『こじらせ男子の取扱説明書』著者・田中絵音さんにインタビュー【前編】

――どんな特徴があるんですか?

人脈男子

「実力以上に自分を大きく見せたいという願望が強くて、話を大きく盛って、理想の自分を作り上げてしまうんです。有力な人脈を持っていることをアピールしたい〈人脈男子〉、海外にいくつも家があるなど、壮大なウソをつく〈エセレブ男子〉、自分の名前をつけた飲み会を開きたがる〈●●会男子〉などが、【盛り属】の代表ですね」

――特徴を聞いただけで面倒くさそう(笑)。と同時に、身近な何人かの男子の顔が浮かびますね(大笑)。

「SNSの世界は、ある意味“言ったもん勝ち”で、いちいち確かめたり裏をとったりしないじゃないですか。だから、そういう理想の自分を作り上げやすいんですよ。実は、コンプレックスの裏返しで、抱える闇が深いほど、こじらせ方が重症なほど盛り方も大胆になるので、いろいろと注意が必要になってきますね」

――女子力に自信がない、ひねくれ女子のことを指す「こじらせ女子」という言葉が、先にありましたが、一番の違いはどんなところにあるんでしょうね?

「この数年での変化の振り幅がスゴいのに、こじらせていることに、ほとんど自覚がない男子の方が、周囲への迷惑度は高いような気がします(笑)」

――なるほど(笑)。

「ただ誤解しないでいただきたいのは、この本は、そんな彼らをディスるために書いたものではないということなんですよ」

「こじらせ男子の取扱説明書 めんどうな人を操る56の好感フレーズ」(双葉社)

――と言いますと?

「元々は、『週刊大衆ヴィーナス』という月刊誌の【現代男子図鑑】という連載だったんですが、つまりこれがイマドキの男子の実態ですよということを、まずは知っていただきたいんですよ。その上で、彼らの考え方や生態を正しく知り、的確な対応方法さえわかっていれば、コミュニケーションも円滑にいくのではということで、恋愛編、職場編と、場面ごとの対処法も一緒に書いておきました」

――タイトルが“取扱説明書”ですもんね。

「そう。身近なこじらせ男子を、面倒くさいなと敬遠するのではなく、これからの未来を作っていく彼らを理解し、彼らとの付き合いを楽しめるようになればいいなと思っているんです」

(後編へ続く)

田中絵音/一般社団法人日本合コン協会会長

タレント活動と並行しながら累計2000回以上の合コンに携わる。2012年5月8日“コンパの日”に日本合コン協会を設立。現在は合コンイベントや商品のプロデュースなどを手掛けるほか、執筆活動やTV出演など多岐に渡り活動している

日本合コン協会ホームページ/http://gokon-jpn.org/

最終更新:2018/10/13 18:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画