日曜ゴールデン帯の“台風の目”になる!? テレ朝『ポツンと一軒家』が日テレSP、NHK大河に完勝!
#テレビ朝日 #バラエティ #所ジョージ #林修
今秋の改編でレギュラー番組に昇格した、テレビ朝日系『ポツンと一軒家』の初回が7日午後6時30分から2時間半枠で放送され、14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークし、幸先のいいスタートを切った。
日曜ゴールデン帯で圧倒的な強さを誇る“王者”日本テレビは、同日午後7時から、4時間枠でスペシャル番組『DASHでイッテQ行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2018秋』をオンエアしたが、12.9%どまり。
前週(9月30日)、台風24号関連ニュース放送のため、休止となったNHK大河ドラマ『西郷どん』第37話は9.9%で、よもやの1ケタ台。大河が10%割れを記録したのは、2015年『花燃ゆ』第36話以来で、3年ぶりの失態を演じてしまった。TBS系『2018世界バレー女子 2次ラウンド 日本×ドミニカ共和国』も10.3%を獲得して健闘したが、いずれも『ポツンと一軒家』の前に完敗を喫した。
同番組は、もともとは、所ジョージがMC、林修がパネラーを務め、昨年9月まで放送されていた『人生で大事なことは○○から学んだ』の中の一企画だった。出演者は所と林が続投し、衛星写真で発見したポツンと建つ一軒家を訪ね、住人の生活ぶりに迫る番組。同年10月22日に初めて特番で放送され、激戦区の日曜ゴールデン帯で15.5%の高視聴率をマーク。その後も単発でオンエアされ、13%台を連発。日曜午後8時台の『ビートたけしのスポーツ大将』が9月で打ち切りとなるのに伴い、レギュラー番組に昇格。特番としての最後の回(8月19日)も12.6%の高視聴率を記録し、期待度の高さを示していた。
「今回、ゲストで米倉涼子、三浦翔平が出演したのも、プラスに働いたのでしょう。日テレがレギュラー番組の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』をオンエアしていたら、視聴率がここまで高くはならなかったかもしれませんが、これまでの特番での実績もありますし、今後日曜ゴールデン帯の“台風の目”になるでしょうね。『日8』の他局の番組にとっては脅威のマトになりそうです」(テレビ誌関係者)
レギュラーになっても、強さを発揮した『ポツンと一軒家』。当分その勢いは衰えそうにない。
(文=田中七男)
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