トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 高嶋政宏、地上波はもう無理!?

高嶋政宏「ラーメンオタク」「SM好き」で大ブレークも、嗜好がマニアックすぎて地上波はもう無理!?

東宝芸能オフィシャルサイトより

 近頃バラエティー番組への出演機会を急激に増やしているのが、俳優の高嶋政宏だ。根っからの音楽オタクであり、さらにラーメンオタク、鹿児島に精通しており、SM愛好者。そして、妻であるシルビア・グラブを溺愛する……と、なんとも奇怪なキャラクターを惜しげもなくテレビの世界で披露しているのだ。

「トーク番組やクイズ番組への出演はもちろん、芸能界屈指のラーメンオタクとして『ラーメン店軒先の明と暗』(テレビ朝日系)に出演し、人気ラーメン店を紹介しています。また、10月からはBS朝日の音楽番組『My Anniversary SONG~HEISEI SOUND ARCHIVE~』でメインMCを務めるなど、まさにブレーク中といった印象ですね」(テレビ誌記者)

 また、10月14日放送のテレビ東京系『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』にも出演するなど、自らの得意分野以外の番組でも大活躍。10日にはSM、食、健康などに対するこだわりをつづったエッセイ集『変態紳士』(ぶんか社)も出版される。

「本当に自分の好きなことを仕事にして、ブレークしているという状況です。しかも、どれもこれもかなりマニアックな分野だというのは特徴的です」(同)

 しかし、そんな高嶋のブレークは、今がピークになりそうだという声も多い。バラエティー番組に関わる制作会社スタッフは、こう話す。

「ほかにないキャラクターで、とても面白いのですが、知識があまりにもマニアックすぎて、スタッフが全然ついていけてない。だから、高嶋のポテンシャルを引き出すことができず、“ちょっと変わったおじさん”で終わってしまう可能性も高い。仮にマニアックさを最大限に引き出せたとしても、視聴者はついてこられませんから、地上波ではかなり抑えめになってしまう。本人のパーソナリティーと地上波での需要があまりにかけ離れていて、バラエティー番組としてはやや使いづらい」

 現在のバラエティー界では、長嶋一茂や石原良純といった二世タレントが重宝されている。そういう意味では、高島忠夫の長男である高嶋も二世タレントだ。

「一茂は典型的なボンボンタイプで、良純は知識も豊富なインテリタイプ。高嶋はおそらく良純と同じ枠になると思います。高嶋も良純と同じレールに乗る可能性はあるとは思うのですが、“変態”を前面に押し出していることを考えると、やっぱり難しいですよね……。それに俳優としてもバリバリ活動をしているので、結局バラエティーに時間を割けないという事情もある。俳優をベースに、マイペースでバラエティー番組にも出演するというパターンがベストだと思います」(同)

 マニアックな嗜好を無理やり地上波に上げて、ポップなものとして扱うのもおかしな話。高嶋は、マイペースで我が道を行くべき人だということなのだ。

最終更新:2018/10/11 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画