東京五輪の大本命・池江璃花子は大丈夫? 日大水泳部に「更衣室で自殺した1年生」が……
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それと同時に、貴乃花が会見しなければわからなかった、7月26日に相撲協会理事会で決めたという「親方は既存の5つの一門のいずれかに所属すべし」という不可解な決定を、メディアが問題にしないのはなぜか。
貴乃花を相撲界から排除するためとしか思えない八角理事長らの独善的なやり方には、怒りすら覚える。
貴乃花の独占インタビューをやっている文春によれば、貴乃花が引退するというのに、彼の過去の映像を使わないのは、協会の許可が必要だからだというのだ。
「協会と関係を悪化させてもいいことは何もありませんから」(テレビ局関係者)
今年2月に貴乃花の独占インタビューをやったテレビ朝日に、協会は猛抗議したそうで、今も出入り禁止が続いているという。こうしたメディア側の弱腰が、協会の理不尽なやり方を許し、貴乃花を追い詰めていったことは間違いない。
これから貴乃花はどうするのだろう。新潮によると、安倍首相と密かに会い、来年の参院選挙の目玉になるという噂があるという。
話下手で人前に出るのが嫌いな貴乃花に議員が務まるわけはない。兄の若乃花のようなタレント活動はさらにできないだろうから、選ぶ道は限られているのではないだろうか。
文春のインタビューにはさほど特筆すべき新事実はない。会見の時にしゃべったことが主で、目新しいといえば、「ある役員から二十七日までに、どこかの一門に所属しなければ部屋を存続できなくなる」と“圧力”をかけてきたのは、かつての盟友だったが、いち早く二所ノ関へ復帰した阿武松親方のようだ。
文春の直撃に阿武松は、「それは絶対ない」と否定しているが。
これからどう生きていくのか問われて、こう答えている。
「人生はまだまだ長いですから。先のことは分からないですが、やれることはたくさんあると思います。外から弟子たちの活躍を見守りつつ、子供たちに神事である大相撲の素晴らしさを知ってもらえるよう、昔のように神社や仏閣に土俵を作ったりとか。私の金銭事情や家内のこととか、いろいろとデタラメが報じられていますけど、今に始まったことではないので免疫ができています」
これもデタラメ報道のひとつなのだろうか。景子夫人は亭主の不可解な行動に疑問を持っていると、先週の週刊女性が報じていた。
彼女は、アナウンサーとして身に着けたしゃべりと、相撲部屋の女将さんとして学んだ礼儀作法を取り入れた「話し方講座」を開いていて、3時間の講義で1人2万7,000円だそうだ。
それ以外にも、自身がモデルを務める自社開発の美容液販売、食品プロデュース、レシピ本から本の朗読会など幅広く活動しているという。
景子夫人の知人はこう語っている。
「ずっと表に出ていた人なので、裏方ではなく“自分が”という思いは強いはずです。貴乃花親方の動向に対しての不安もあったと思います。何かするたびにあれほど敵を作ってしまう人が、隣にいたら不安でしょう。“自分ひとりになったときのために”という思いも強いと思いますよ」
2人が別居状態にあることはよく知られている。父親の二子山親方(元大関・貴ノ花)も離婚している。
貴乃花にとって手ごわいのは、外の敵ではなく、内なる鬼嫁の存在かもしれない。
沖縄県知事選で、人寄せパンダと期待されていた小泉進次郎と同じように、集票に多少は貢献すると見られていた元『SPEED』のボーカルで沖縄出身の今井絵理子参院議員(35)だったが、投開票を目前に控えた9月22日からの3連休を、不倫関係にあった橋本健元神戸市議(38)と一緒に過ごしていたことが、新潮の取材でわかってしまった。これが今週の第1位。
ハシケンこと橋本は、今井との不倫発覚後、離婚した。さらに政治活動費の不正受給もバレて議員辞職したが、今年2月に詐欺罪で告訴され、9月21日に行われた初公判では、「懲役1年6ヵ月」を求刑されているのである。
橋本氏は休日に神戸から東京・国分寺市の今井の家に来て、逢瀬を楽しんでいるという。
今井は母親と同居しているそうだから、親も公認の仲だ。新潮は略奪愛と指弾されたのに付き合いを続けるのは、議員としておかしいし、「普通の神経なら、そんな男とはスパッと別れるのが当たり前」だと難じる。
だが、世間の風当たりが強ければ強いほど燃え上がるのが恋の炎である。国会議員センセイだから恋はまかりならぬというのはチト可哀そうに思うが、安倍政権の命運を握る県知事選の終盤に「男と一線を越えていた」というのでは、具合が悪かろう。
今井は新潮の追及にこう答えている。
「確かに、交際させていただいております。再婚についても、裁判があるので今は考えられないんですけど、判決後に彼と向き合って話をしていきたいな、と考えております」
今井の息子(13)は聴覚に障害を抱えているそうで、橋本は手話を覚え、日常会話ができるレベルで、息子も慕っているという。
彼女は、県知事選でも「表に出すと、有権者にスキャンダルを思い起こさせて逆効果」(敗れた佐喜眞陣営の関係者)で、人寄せパンダならぬスキャンダル・パンダになっていたそうだ。彼女は、議員を辞職して家庭に入るのがいいのではないか、そう思うのだが。
(文=元木昌彦)
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