古舘伊知郎のTBSドラマ『下町ロケット』出演は、フジテレビ“見限り”シフトか?
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フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、10月14日スタートの『下町ロケット』(TBS系)へ出演する。主人公のライバル企業の社長を演じるもので、1回限りのゲスト出演や、本人役のカメオ出演ではない継続的な登場となる。古舘が同局のドラマに出演するのは30年ぶりだという。
この流れで浮かび上がってくるのが古舘のフジテレビからTBSへのシフトだろう。
「古舘伊知郎は2016年3月にながらく出演した『報道ステーション』(テレビ朝日系)が終了し、その後フジテレビで『フルタチさん』『トーキングフルーツ』と2つの新番組を立ち上げますが、視聴率が苦戦しどちらも終了しています。続いて始まった『モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』も1年未満で終了しています。3つの番組が短期間で終わったとあっては、さすがにフジテレビで新番組を立ち上げる可能性は低いでしょう。そこへ来てのドラマ出演ですから、今後はTBSにシフトしていく流れもありそうですね」(業界関係者)
古舘とTBSといえば、1990年代から2000年代初頭に和田アキ子とコンビを組み『クイズ悪魔のささやき』『しあわせ家族計画』などの人気番組を手がけてきた。さらに『SASUKE』や特番『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』の実況でも知られる。いわば、黄金期のTBSを支えた立役者の一人である。
「フジテレビはこれまでのバラエティ路線をやめて、教養路線へのシフトを明言しています。むしろ、そちらの路線にこそ古舘伊知郎がハマりそうな印象もあります。ただ古館はスタッフにかなり高いクオリティを求めることでも知られていますから、インターネットからのコピペ情報と間違いだらけの、現在のフジの番組制作体制は彼には合わないかもしれません。その点においては、情報・ドキュメンタリー分野にも強いTBSはうまくハマりそうですね」(同)
古舘にもそっぽを向かれたフジテレビ、果たして未来はあるのだろうか。
(文=平田宏利)
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