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日刊サイゾー トップ > 社会  > 違法風俗マンションを内見!
アングラライター・國友公司の「裏社会ふしぎ発見!」

上野駅前にある「伝説の違法風俗マンション」を内見してきた!

 なんと物分かりのよい女性社員なのだろうか! 私と涼子はウキウキ状態で「A上野」へと向かった。マンション前では、ちょうど管理人が立て看板を設置しているところだった。看板には赤い文字で“警告”と書かれ、違法風俗店のことが記載されている。管理人に話を聞いてみる。

「もう大変なんだよ! あいつら(違法風俗店のアジア系女性たち)ダメって言っても勝手にマンション前に看板を立てるんだから。警察にもお願いして、取り締まってもらうことにしたんだ。それで看板はやっとなくなったんだけど、住人からかなりクレームが入っているんだ。『恥ずかしくて、もう住めたもんじゃない!』って」

看板は徐々に減り、現在はゼロだが、また出てくるだろう(撮影・2018年7月)
違法風俗店、いたずら、違法民泊……。かなり大変そうだ

 涼子と一緒にエレベーターに乗り、内見部屋へと向かう。部屋はかなり狭いものの、上野駅前徒歩1分で、家賃は約6万円。涼子もびっくりの、破格の安さである。涼子いわく、得体の知れない中国人などを簡単に入居させるような管理会社は少ないとのこと。しかし、怪しい人々の受け皿となることで空き部屋を潰そうとする物件もあり、「A上野」はまさにそんな物件の1つらしい。審査がユルユルで、駅前で家賃は激安。そんな条件がそろい、いまでも「A上野」には違法風俗店が跋扈している。

「内見だっていうのに、大家はエントランスのロックの解除法を教えてくれなかったんですよ。『住人がロックを解除した時に、一緒に入ってください』だって。こんな物件、今までなかったですよ」(涼子)

「A上野」のエントランスはオートロックとなっており、誰でも入れるわけではない。不動産会社にすら暗証番号を教えてくれないとは、これ以上、いわくつきの物件であることを、不動産会社をはじめ、周りに知られたくないのだろう。

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