まねきケチャの日本武道館公演 小規模アイドルならではの“拙さ”は「むしろアリ」だったのか?
#アイドル
女性アイドルグループ「まねきケチャ」の単独日本武道館公演が、9月24日に開催された。まねきケチャは、メジャーデビューこそしているが、大手芸能事務所ではなく、「コレットプロモーション」という小さな芸能事務所に所属しており、世間的には“地下アイドル”などと呼ばれてしまうこともある。そんなグループが武道館公演を成功させたと、メディアでは絶賛ムードで取り上げられたわけだが、実際にはどうだったのだろうか? 現場でライブを見ていたマスコミ関係者が話す。
「報道では1万人の動員とされていましたが、当日の武道館の座席レイアウト的には、おそらくフルハウスで8,000人くらいだったはず。チケットは完売していないし、招待で入っていた関係者も多かったので、空席が目立つという状況ではなかったものの、一般的な“超満員”とはちょっと違うでしょう。ただ、想像していたよりは集客できていたと思います」
では、肝心のライブの方はというと……。別の音楽関係者はこう話す。
「大規模なライブを日頃からやっているグループではないので、パフォーマンスもステージ演出も拙い印象は否めなかった。しかしながら、ファンはしっかり盛り上がっていて、これはこれでアリだと思いました。メジャーな事務所のアイドルであればもっとクオリティーが高いステージになっただろうけど、今回についてはただ単に“こういう小さい規模のグループが武道館を成功させた”ということに意味があったんだと思います」
今回の武道館公演で、メンバーの藤川千愛がグループを卒業。セレモニーでは、事務所代表でプロデューサーである古谷完氏がステージに上り、藤川に対してメッセージを贈った。しかし、この展開については、批判的な声も多い。
というのも、古谷氏と藤川には交際疑惑があるのだ。今年3月には、2人が“ファミレスデート”をした後に、古谷氏の自宅に行く様子を「週刊文春デジタル」が報じている。
「そもそもファンの間では“文春砲”を食らう前から2人の交際疑惑がささやかれ、業界内でも『やっぱり、そういうことなのか』といった反応が多かった。でも、まさか卒業ライブで古谷氏本人が藤川に長々とメッセージを贈るとは思っていませんでした。カップルの煮え切らないやりとりを延々と見せられているようで、意味がわからない時間でしたね(苦笑)。大手事務所のアイドルだったら、あんな演出は絶対になかったと思います」(同)
いろいろな意味で“地下アイドル”らしさがあったといえそうな、まねきケチャの武道館公演。持ち味をしっかり出せたという意味で、大成功だったといえるかも?
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