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本多圭の「芸能界・古今・裏・レポート」

『NEWS ZERO』有働由美子アナに日テレ局内から不満噴出!「下ネタ連発」は大丈夫か

ナチュラルエイト公式サイトより

 10月1日からフルリニューアルでスタートする日本テレビ系夜の報道番組『NEWS ZERO』(10月からはnews zero)。3月いっぱいでNHKを退局した有働由美子アナがメインキャスターに就任したことで注目を集めているが、周囲からは早くも「不安材料は尽きない」という声が上がっている。

 有働アナといえば、NHK退局時にフリーでの“ジャーナリスト宣言”をしたことでも話題を呼んだが、9月4日に行われた新『news zero』の記者会見では、若手の女子アナが並ぶ中、「若いアナ、キラキラした人と、置き屋のおかみみたいな感じですが、おかみなりに頑張ります」と発言し、さっそく“女性蔑視”だと批判を浴びたばかり。さらに「視聴率は番組制作者のせいだと思っていて、私のせいじゃない」と語ったことで、日テレ局内でひんしゅくを買っているという。

 というのも、有働のギャラは、一説には1本120万円ともいわれるほど高額で、そのために女優の桐谷美鈴や板谷由夏、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹と出演者をはじめ、現場スタッフが次々とリストラされたという。にもかかわらず、「視聴率は~私のせいじゃない」と発言したことで、社内からは「高額なギャラをもらっておいて、無責任。NHK体質が抜けていない」との声が上がっているのだ。

 また、9月10日にはTOKYO MXの情報番組『5時に夢中!』に特別MCとして生出演したが、日テレ上層部はこれも不安視しているという。

 同番組で有働は、夏季休暇中であるレギュラーMC・ふかわりょうの代打として登場。コメンテーターを務めるマツコ・デラックス、株式トレーダーの若林史江と新聞記事を参照しながらトークを進めたが、冒頭からマツコが「チンコ」「ペニス」といった下ネタを連発したのだ。

 有働も「男女の肛門への羞恥心」という新聞記事を紹介したり、若林からの「ペニスって知ってますか?」という質問に「それは知ってますよ」と呼応したりするなどしたが、日テレとしては、有働の下ネタ発言を快く思っていないという。

 報道番組のキャスターとしての“品位”の問題もあるが、それに加え、『news zero』では、当初、有働とコンビを組むはずだった青山和弘解説委員に、同局20代女性社員へのセクハラ疑惑が浮上。青山氏は9月1日付で日本テレビホールディングス経営戦略局グループ推進部に出向し、事実上の左遷となったが、その話題が冷めぬ中とあって、現在、上層部は下ネタにナーバスになっているというのだ。

 もっとも、有働のほうはといえば、フリー転身後、同じ事務所に所属したことで、さらに親交を深めたマツコに、“元NHK”“朝の顔”といった殻を破りたいなどと相談し、マツコから民放番組で“下ネタOK”をアピールするようアドバイスされたとも伝えられている。

 有働といえば、『あさイチ』時代に「(下痢で)ピーピー」と発言して、視聴者から「朝からする話ではない」などと批判が殺到。その後、共演のV6・井ノ原快彦との謝罪を余儀なくされた、苦い経験がある。

 にもかかわらず、あえて下ネタ発言を行ったことから、マツコへの信頼度の高さがうかがい知れる。だが、視聴者が彼女の下ネタを歓迎しているかどうかは話が別だろう。日テレ上層部は、番組が生放送なだけにハラハラしているようだが、一視聴者としても、有働には、NHKの先輩である池上彰に認められるような、ジャーナリスト精神を発揮することを期待したいところだ。

(文=本多圭)

最終更新:2018/09/28 12:00
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